「俺を信用しろ!」デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
俺を信用しろ!
フィンランド独立記念日に要人が集まった宮殿にてテロが勃発。警察のタナーは、大統領や仏将軍、そして同僚の女性を救う為、この事件に挑んでいく。
作品としては、いち映画祭作品として公開されるにはかなり大作感のある作品。
序盤は、テロ発生までに至る経緯や登場人物らの背景が描かれ、やや冗長に感じるも、とても丁寧で分かり易いのはグッド。
事件発生からは一気に緊張感がエスカレート‼
・・・となったり、交渉などのゆったりシーンに戻ったり、かと思えばまた緊迫感が増したり、といった場面の連続で波が激しい印象。やるならもっとガガっと(笑)‼
言い換えれば緩急の効いた展開で退屈はしないし、後半には序盤の事件がうまく関わってくるし、アクションシーンなども行き過ぎておらず、個人的に好みだった。
所謂、ワタクシで言う所の「映画はこういうので良いんだよ!」作品ではあるが、ちょっと規模が大きめでワクワクしながら観れた良作だった。
でも、この結末。。結局何か事は動いたのかしら?
決してモヤっとするようなものではないんだけどね。
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