「猫ちゃんは?逃げてない?」シーフォーミー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
猫ちゃんは?逃げてない?
光を感じることは出来る程度の視覚障害を持つ女性がキャットシッター&お留守番をする家に窃盗団が侵入する話。
アルペンスキーの五輪代表候補だった少女が視覚障害となってやさぐれて、金持ちの家のキャットシッター&お留守番のバイトをしてはその家のものを売るというクソっぷりをみせる中、700万ドルが保管された隠し金庫が狙われるストーリー。
「人に頼りたくないの」って、同情されたくない、自立したいって気持ちはわからなくはないけれど、障害を持っていない人だって自分一人で生きている訳ではないのだけれどね…というか充分主人公もその時点で頼ってるし。
タイトルのシー・フォー・ミーはスマホカメラを使ってリアルタイムで視覚障害者の補助をしてくれる人と繋がるアプリで超有能。
というか、プライド高いし高飛車だしで言うこと聞かずポンコツな主人公をフォローできるケリーが有能なだけかもw
序盤の閉め出しの件でサッシ開けっ放し?セキュリティ解除しっぱなし?と思ったら、シーンとしてはないけれどちゃんとロックされてて一安心。てか、それが判るシーンは侵入されるシーンだから安心ではないか。
結局そのタイミングでヤルなら、何でわざわざ躊躇うの?とイライラするところもあったし、サスペンス要素全般的に息を呑む程のものはないけれどなかなか面白かった。
ケリー的には操作性の悪いバーチャルゲームみたいな?w
ただ、この雰囲気で仕上げておいてリュックをアップにするのはちょっとイヤらし過ぎませんかね?まあ、本質はそう簡単には…ということですかね。
コメントする