「種を蒔き、舵を切り、託した人」劇場版 荒野に希望の灯をともす あさちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
種を蒔き、舵を切り、託した人
国籍も人種も宗教も超えて、命燃え尽きるまで、人を愛し、偉人としてではなくただ1人の同じ人間として患者や難民と真摯に向き合って、未来を信じひたすら前に向かって歩き続け、アフガンでテロにより殉死なさった中村哲医師の記録
知ってるようで知らなかった、その取り組みと人柄が10数年、千時間に及ぶ撮影から90分間の作品に無駄の無い的確な構成、編集でまとめ上げられ、まるで中村先生の人柄のような飾り気なく、決して感動を強要することはカケラもないナチュラルな演出に、その感動はさざなみみたいに私の中にジンジンと染み入るように入ってきて、気づけば、たくさんの勇気をもらいました。
上映後の谷津賢二監督とサヘル・ローズさんのトークセッションもとても深く感じ入る考えさせられるものでした、感謝します
この殺伐とした時代、娯楽映画でストレス発散も悪くはないけど、同じ映画料金払うなら、多くの気付きが得られるだろう、この映画を見たほうがいいと思うよ、マジで🥲
コメントする
iwaozさんのコメント
2022年11月20日
同感でした!これは日本人全員が見るべき映画ではないでしょうか。
(T . T)
今現在の日本の恵まれた生活は、素晴らしい先人の努力の上にある事も感じられました。
また生命とは如何に儚く尊いものか
中村先生が自らの生命をかけて
伝えて下さったんだと思いました。
感謝感謝です。m(_ _)m