窓辺にてのレビュー・感想・評価
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また少し幅を広げた今泉作品。
やはり今泉力哉の作品は、奇をてらっていないのがいい。
会話劇ではあるが、間を持たせ、独特のリズムで話は進んでいく。
キャスティングもいいし、脚本も素晴らしい。原作なしのオリジナル脚本。とても映画らしい映画だ。
この調子で順調に階段を登っていってほしい。そうすると、いつかどこかで大傑作が生まれるかもしれない。
今後も注目し続けたいと思う。
#180
SF
「フィクション?」、否「SF」 なんていう噛み合っていない台詞回しも今泉節健在と言ったところだろう。
常に聞き返す受け答え台詞も同様で、心此処に在らずという配役をアテレコではないだろうかと勘ぐる程、稲垣吾郎の絶妙なオトボケ演技が冴える作品である。
沢山のパンチラインと暗喩、そしてその解釈や読み解きに映画ファンや評論家等にとって"腕が鳴る"内容なのではないだろうか
主題となるのは『自分探し』
感情の欠如を抱いている男が、妻の浮気に心情が動かないという自身に生き辛さを感じながら、その答えを近しい周りに求め回る事で自分の肯定感迄行着くのかという粗筋である
もし同じ境遇に陥ったら…自分ならば怒りに震える。但しそれは愛情や嫉妬ではなく、蔑ろにされたというプライド攻撃への反応なのであろうことは想像に難くない。そこには他者への想いなど微塵もなく、単に自己愛の現れというかなりの恥ずかしい内面なのだと思う。そんな自分がストーリーでの登場人物の新進気鋭の女子高生作家の天真爛漫さと繊細さの同居という極端な混交物さが発する『捨てることで他者に愛を表わす』という哲学的問い掛けに重要なヒントを得たような、そんな収穫であった。主人公は結局、最後迄自身の欠落?をみつけることはできない。でも代わりにその佇まいに周りは頼ってくる。あれだけ毛嫌いしていた女子高生の彼氏から相談を受けるのだから・・・
酒もたばこもやらない主人公は、迷える子羊にとって神聖化された存在なのだろう。但し本人はそれ以上に自分の自己評価の低さに苛まれているのだろうが・・・
バイクでタンデムする、パチンコをする、ラブホで女子高生と一夜を共にする(行為無)という、妻の浮気をきっかけに、初体験を積み重ねながらもそれでも変化に乏しい状況が却ってリアリティを醸し出していて、人間なんて早々変わるモノではないことを表現していて大変興味深く鑑賞出来た。
秀逸なのは、浮気相手の若手作家(この人とサッカー?選手の区別が分らなかったので当初戸惑った)の、現在の生活基盤故の小説を、代わりに作ってみたので読んで欲しい件のシーンが本作のキモであろう。そう、まるで主人公は響かないのである。但し、それは若手作家はその主人公を媒介にして執筆できた時点で、その貴さを確認してしまったのである。
何だか今話題の"カルト"の匂いに強引に結びつけてしまいがちだが、決してそうではなく、自覚せずとも引力、若しくは重力の強い人間というのは存在する、そんな1人の人間を題材とした作品である。
今泉作品ではダントツの絵ヂカラのある作品
これまでの軽みのある映画とちがって撮影も美術も衣装もかなり充実した映画になっていた。前半からの陽光の差し込み具合もいい。映ってる稲垣吾郎の佇み方と心のない感じが素晴らしい。そして、映画としての玉城ティナの良さをはじめて捉えた映画な感じがする。中身はだいたいいつも(と言っては失礼だとは思いつつ)のとそんなに変わらないけど若干長い。愛とは、愛してるとは、の論考を3組のカップルのクロスで行う。まあ撮影も見事なので長くてもいいのだけど、しかしこの素晴らしい撮影ではもうちょっと短い方が良かったのでは。
「街の上で」の軽やかさのほうがこの台本には合ってる気がする。というか好み。
よくよく考えるとこれだけ「愛とは何だ」をセリフで繰り広げる日本映画もそうはないだろう。文芸・出版関係者のドラマだからギリギリ成立してはいる。ただこれもやはり好みなのだけど、そんなにストレートに愛を語らずとも、と思ってしまうくらいに画は良かった。
不倫や浮気の本質を知りたくないですか‼️❓
主人公と同じような経験が何度もあるので、身につまされます。
女優の皆さんがとても身贔屓してる人ばかりで嫌味な感じが無くて幸いです。
シナリオもセンスが良い。
ところで、本題に、即、入ります。
不倫や浮気をする人は、例外なく、性欲が強い、人並み外れて強い。
本人は、精神論を強調するか、あるいはそう信じてますが、真実は性欲です。
レスの夫婦や恋人はいれど、レスの不倫や浮気は存在しません、例外なく。
被害者のプロがゆうんだから間違い無い。
その本質さえ理解できて、冷静に対処できたら解決できます。
建前は精神論、解決策は真実で。
多分、主人公も若葉くんも女子高生小説家も、それで解決したと思いますよ、ハツピーエンド。
真実に基づく、真摯で丁寧な作品を、是非!
今泉脚本には人間臭い湿度がある。
心の底から良かった。
稲垣吾郎への当て書きということだけれども、この役柄を稲垣吾郎以外が演じると、内省的な感じとか他者への犠牲心とかを嫌味なく演じることができたのだろうかと疑わざるを得ないほどはまり役。相槌の打ち方がスマートだったりもする。
稲垣吾郎に限らず、登場人物がほとんど声を荒げるシーンがないのも今泉監督の映画を観てるなと思わされる。それが心地良い。でも登場人物の感情は確実にぐちゃぐちゃになってて、それがちゃんと伝わるのは長回しの演出と役者の演技のアンサンブルだと思う。
「感情を言葉にする」ことの難しさは、連ドラのsilentでも向き合っているところなんだけど、言葉をどう受け止めるかというところ(SNS描写など)にも踏み込んでいる作品の奥行き。
好きなシーンがとにかくたくさんある。
1番好きなのは、やっぱり若葉竜也と穂志もえかのファーストシーンのこそばゆい感じかな。どの穂志もえかも美しいんだけど、今泉監督が撮る穂志もえかが何倍も増してよく見えるのはなぜだろう。若葉竜也は「神は見返りを求める」に続いて軽薄な男を見事に演じてましたね。
志田未来の変貌とかも笑ってしまって。それでも飲み込んで生きていくことを決して否定しないし、最終的な稲垣吾郎が取った選択を否定しないのも今泉映画。容赦無いのに優しいんだよね。
「僕には必要のない本だった」というセリフは、自分も映画に使うことがあって、良く出来てることはわかるんだけど琴線には触れないというのが…同じベクトルで語っていいのかも分からないけど。
稲垣吾郎はフリーライターとはいえ、どうやって生計を組み立ててきたのかはかなり気になる。仕事してる様子は玉城ティナへのインタビューくらいで。
浮気は間違っているんだけど、そこすらも包み込む優しさがある。道徳的に反している登場人物すらもチャーミングに描くのが今泉映画なので、本当に好みでした。人間臭い湿度のあるセリフの応酬で、文庫本を読んだ感覚で、何度も読み返したい作品。
これが今泉監督ベストという人の気持ちもわかるけど、自分にとっての切実度で「愛がなんだ」と「街の上で」を上手に取る。
淡々と日常の会話劇、今泉監督らしい
ちょっと長いので水分控えて鑑賞です。
日常を淡々と描かれた独特な雰囲気が良いです。今泉監督らしい。
とくに今作は会話劇だなと思った。
どこまで脚本でどこまでアドリブ?偶然なのか分からない。
シャインマスカットが床に落ちるとか、ちょっとわらってしまった。
基本は三組の恋愛模様なのだと思いますが、決めゼリフも無ければハッキリとした結論もでるのか?ホンワカしました。ただ、内容は不倫だったり際どいはずですが、淡々と描かれているので、観たあと清々しい感覚もあります。
日常をリアルに。独特の間で、セリフのない行間にいろいろとつまった、映画館でじっくり観るための映画だと思います。
細かい設定が最後にちょっと効いてきます。
やっぱり好きな監督さんなのだと実感しました。
次回作は有村架純さんですか。楽しみです。
コーヒー+200円=フルーツパフェ
小説業界を中心に大人の恋愛事情や幸せの定義について、おもしろ可笑しく描いたラブブトーリー。
物静かに淡々と進むストーリーですが稲垣吾郎と玉城ティナの絡みが抜群で見応えがあった。ここにきて玉城ティナの成長をヒシヒシと感じるので今後の更なる活躍を期待したい。
2022-201
大切なことに気付ける映画
結婚には大きく分けて2ケースある。
両想いの恋愛を経て結婚するいわゆる恋愛結婚と、どちらかが好きになったとしても両思いではなく家と家との結婚であるケースだ。
いずれにしても、結婚後も恋愛感情が続くか、または結婚後恋愛感情が湧くか、それは誰にもわからない。
ひとつ言えるのは、子育てや住宅購入などの目標や目的がなければ、継続が難しいという現実である。
自分の過去を振り返れば、元夫に最初から最後まで「好き」と言う感情はなかったが、子育てをしている間は「責任感」というものがあったので離婚しようとは思わなかったが、子育てが終了したときに「この男と2人だけでこの家で共に過ごすこと」の未来が恐怖しかないと気付いてしまったので、続けることが出来なくなった。
結婚したら、誰もがいずれは選択を迫られるときがくるのであるが、その現実に真摯に立ち向かってくれたことに感動と感謝の拍手を送りたい。
楽しい会話劇
2022.75本目
「映画じゃなくて文で読みたかったなぁ」なんて思うくらいに、会話の内容が面白い映画だった!
今泉さんの、創作する側としての本音みたいなのがキャラクターのセリフから伝わってくるのも面白かった。(億卒ですけど)
「つくりたいものをつくったんだなぁ」と。決して、自己満と言いたいのではなく!!
「たとえ、パーフェクトじゃなくても。」という謳い文句に、なるほどなと思いまーした!
にしても、主人公の正直さが素敵だったな〜
あと、本を通じてなにかを相手に伝えるって場面が何回か出てきて、オシャレだな〜と思いました〜
印象に残った言葉(細かいところはあいまい)
・(この作品が救いになる人もいるかもしれないけど)僕には必要のない作品だった
・パチンコは、金と時間を使う贅沢な時間
・
最高の143分だったな
時間というのは不思議なもんで、開始5分で面白くないと感じた映画の10分、30分、60分…はとても長〜く感じる。反対に、面白い映画や惹きつけられる映画というのは、5分、10分観ただけで、もう面白いし、なんなら1シーン1シーンにいとおしさすら感じるケースもあり、同時に、今後もうこのシーンを初見という状況では観れないのか…と喪失感を感じるところまで行き着いたりする。不幸な感じもするけどそれは幸せな不幸なのでご安心を…。
何が言いたいかというと、「窓辺にて」は143分ある割と長めな作品なのですが、開始5分で「こりゃ幸せな143分を過ごせるな」と確信出来ます。
むちゃくちゃ面白いし、今泉作品ならではの、愛くるしい・いとおしい・人間らしい魅力的な登場人物達ばかり出てきます。まじで最高◎
◆
妻が浮気をしているけどそれに対して自分がショックを受けていない事に対してショックを受ける主人公。職業がライターということがきっかけで、ある文学賞の授賞式で知り合った高校生の小説家の女の子。主人公の昔からの知り合い(友達?)のまさ。主人公を取り巻く色々な立場や年齢、境遇の登場人物達が織りなす人間ドラマとラブストーリー…という内容なのかな。映画のあらすじを話すのは大の苦手なのでそこは置いておいて。
この人とこの人のやり取りから見える関係性だったり、きっかけというものがなかったら出会わなかった人と人との出会いのきっかけとか描くのうま過ぎ、面白すぎ。簡単に言えば淡々とした空気感が終始漂っている、はずなのに…このエンタメ性はなんなの。言葉で例えようのない高揚感(言葉だけど)をいつも与えてくれる今泉力哉監督。の生み出す作品。何のテンプレートにも俗さない、強いて言えば今泉力哉という、本人の実績と映画の神様が与えて作られたテンプレートを持ってるのかなあ。信者ぽくなるので監督の褒め称えもその辺にしておいて、、、。(いやでも映画って人間が作ってるものだから、良い映画や面白い映画って、作り手の人間性出るよね?という事はやはり…褒め言葉しか出てこないんよ…くう〜)
◆
なんだろうなあ…ドラマティックじゃないのに凄くドラマティックで、かつナチュラルで、多分この世のナチュラル(私自身はナチュラルって言葉は意識が高い感じで性に合わない)(しかし憧れはある)の中でも本当に気持ちの良いナチュラルさで。それはストーリー展開も、そして我々がスクリーンで観ている間の、それ以前の登場人物達のビフォアストーリー(と言うの?)過去の歴史がちゃんとそこにあったことも、気持ちの良いナチュラルな展開や一人ひとりの濃厚なキャラクター性を創りあげてる要因なんだろうと思った。ちなみに私が何かほろほろ涙出てしまったのは、彼氏を初めて紹介する留亜のシーンと、ゆきのが過去の話をするシーン。(細かく言うとネタバレぽくなるのでおおまかに)
大感動のシーンという訳ではないのに出てくる涙って、なんか凄いね。なんで出たか分からん涙。幸せハッピーとかショック泣いちゃうみたいなシーンじゃないのにあったかい涙出させる脚本・演出・演者さんたち…素晴らしいなあ。
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いつも言いたい事をまとめられない私の映画の感想はこれにて終わりますが、とにかく最高の143分を体験したい人は是非。
あとパンフの若葉竜也君のコメントは笑えたなあ。楽しい。宝物映画増えたね◎
絶妙の間から繰り出される今泉マジック
今泉ワールド全開。会話の間がここまで面白い作品ってある?
会話自体がユーモラスなのに、絶妙な間から繰り出される思いもよらぬ次の句。驚いたり、笑ったり、すごく突き刺さったり、このマジックがあるからたまりません。
クズ属性をもつ男の役といったら、若葉竜也。今回も、世の女性が聞いたら激怒するようなセリフをさらっと言ってのける。かと思えば、奥さんの前でキョドったりして、めちゃくちゃ人間臭い。もう、今泉組に欠かせない。
今泉監督が、どこまで当て書きしているかわからないけど、玉城ティナの魅力を余すことなく引き出している。ロリータっぽい表情をしながら、おじさんライターの稲垣吾郎をSっ気たっぷりにからかったり、物憂げな顔で核心をつくような事を言ったりする。
鋭い感性を持つ高校生作家でありならが、ヤンキーの彼氏がいたりするなんて理解できないけど、理解したくなる。そんな久保留亜になりきってます。
今泉監督にかかると、すべての役者が生き生きとする。143分と時間は長めだけど、「好きという感情」は何であるかをたっぷりと味わって、自分の結婚生活まで振り返ってしまう。そんな作品でございます。
追記
作品中にでてくる喫茶店は、大森にある「珈琲亭ルアン」らしいが、なんとパフェはない。
良かった。何度も見返すことになると思う。
感情を観る映画
映画評がまとまらない。。
今泉監督の映画は「いい感じ」という印象があります。ただ「何が?」と聞かれると難しい。
解った気になりたいけど、今泉さんの脚本に出てくるような世界観や人物たちは、私にとって「在りそうで無い」ファンタジーでイマイチ理解できないところがあったり。それなのに「いい」と感じるから尚更、映画評がまとまらない。。困った。
特に、今作は「相手への想い」がテーマだと思いますが、そこに「正直(さ)」という微妙な判断基準があったりで、主人公・茂巳(稲垣)という人物像に対する印象が定まらないまま終わってしまい、それでも「理解はできないけど不思議な魅力ある」と感じました。
ハッキリ言えるのは、今回も流石の若葉竜也さん。今泉作品に欠かせない役者ですが、本作においてもキッチリ物語の展開における遠心力となっているように思います。劇場でも若葉さん演じる正(まさ)のいい意味としての「茶番」に皆クスクス。
そして、玉城ティナさん。彼女が演じる久保という少女は感情を言語化した哲学書みたいな本を書き、「オトナ」達が生きる社会にやや冷めたところがあります。でも、茂巳に興味を抱き接近していく素の彼女はギャップだらけ。出来ることなら、このキャラクター「久保」の掘り下げも観たい。
しかしまぁ、前述したように映画評はまとまりなくもう諦めますが、今泉さんの作品は丁度良く面白く、何度か観ながら解りたい意欲はありますのでいつかまた。。。
え?今まで"好き(≒手にしたい)"という気持ちを描き続けてきた/向き合ってきた今泉監督が描く"手放す"こと
手にする、手放す --- 作家主義にも似たテーマや演出方法など今泉節=命名"イマイズム"はそのままに執着しないことを描く(ex.パチンコ)。今まで"誰かを好き"という気持ちが根底にあって、ある意味ではその人を"手に入れたい"とも言いかえられるような渇望だった。今回も好きになってはいけない人を好きになったりはするけど、今回はどこか違う。今回は単独脚本で、相変わらずの空気感・作風にオフビートな笑いはあるけど今までよりもどこか大人。そして、誰かの役に立つ作品。(←指差して)ホントです。人は相手を信頼することでしかつながれないから。相談できる相手。
"葛藤があまり描かれていない"のですが…え?←今泉監督が今まで100万回くらい言われてきたであろうこと。無駄を大切に。窓際(族)とSNS。書ける才能はあるけど書かない主人公と、プロ引退を決意した有坂(若葉竜也)。ある道においての引き際も意識させられる。ある意味、今泉監督にとっての(『SW8』でバッシングを受けた経験が生かされた)『ナイブズ・アウト』のようにも思えた。その中で、今泉監督が生きる上で大切にしていそうな考え方としての少数派。あるいは監督自身も、見方によってはそうなのかもしれない。理解も共感もされないほうが楽。どうせ失望されるから。
途中、『ハイ・フィデリティ』や『ブロークン・フラワーズ』のように、小説のモデルとなった人たちを訪れては渡り歩いていく話になるのかと少し思った。例えば、今後会うこともない人のほうが話しやすいという後に、出会った人に今まで誰にも言えなかった悩み事をサラッと話しちゃったり。"全然"と言っていたのに、本人の前では"あまり"と使い分けていたり、がリアル。劇中小説「ラ・フランス」自身が、主人公と重なっていく状況や心境。君はどうしたい?打ち明ける。
例えばソダーバーグ『セックスと嘘とビデオテープ』のように、行為それ自体でなく、その後のピロートーク含め原因と結果な人間ドラマと内向きな葛藤。あと、監督自身の趣味が生かされているであろう、相変わらずの映画愛と主題歌オファーするアーティストのセンスの良さ。見る人によっては『街の上で』と似ていると思うかもしれない。『街の上で』主人公カップルが出ていたり、作品終盤で主人公と女性が朝まで部屋で過ごすけど何もなかったり。だけど違う。最後は、日本ぺっらぺら"オシャレ"作品ありがちとは違う、意味のある光が射し込む光の指輪。
若白髪だから二段階カムフラージュ!あの日の悲しみさえ、あの日の苦しみさえ、あの日の悲しみさえ、あの日の苦しみさえ…5時間エンドレス・レモン地獄。おもしろいですね、それおもしろいです。流石はオモシロのたっちゃん。
耳で観る映画
そうなんですかね?
やはり好きな雰囲気
舞台挨拶付きで行ってきました。中村ゆりも玉城ティナも美しー!という目的でしたが、監督の魅力が爆発してましたね。柔らかい雰囲気の中でも自分の意見をユーモラスに言える力がとても魅力的でした。街の上でや愛がなんだを見た時も思いましたが、この人の作る自然な空気、変にカッコつけない人間らしい映画が好きです。シャインマスカット落ちちゃうのがハプニングだったとは、笑。そりゃ稲垣吾郎もあんな感じでテーブルにこまった空気で置くよなーあれを使っちゃうんだというのを知ってより好きになりました。
映画自体はほんとに2人で話すシーンが非常に多いのが特徴的。9割くらいそうで人間同士の対話って感じでおもしろかった。間もほんとに贅沢に使って、意味のない言葉も含めてナチュラル。クスッと笑えるようなところも多くて、素敵な空気でした。当事者にしかわからない不倫に対する感情も、なんかじわりとくる味わいでした。
稲垣吾郎の淡白なキャラと演技がちょうどいい。中村ゆりもよかったですが、玉城ティナちゃん良かったですね。キレイでまっすぐでかわいい。いい役でした。若葉竜也もとても上手なバカだったと思います。ほんとなんの選手なんかわからんっていうのも遊んでる感じでいいっすね、笑。
二人でババ抜きはほぼ意味ないのでやるなら最初から3枚でやりましょう。まぁそれこそ贅沢な時間か。パチンコの次くらいだな。
淡々と。
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