劇場公開日 2022年11月4日

「光の指輪は大切だが緩い関係。」窓辺にて masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0光の指輪は大切だが緩い関係。

2022年11月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今泉氏絡みの作品はここのところ気になって必ず見ている。あ、環ティナも。
だんだん人気も出て金回りも良くなり、
出演者もレベルアップし、
遊び場所も下北沢からお洒落な都会に移ってきた。
しかし男も女もやってる事はいっしょで
みんな浮気しまくっている。
「どうせ皆んなやってんじゃん、やりたいんじゃん!」そんな叫びが聞こえるのと同時に、SEXへの興味が薄い人の存在を今回吾郎ちゃんが好演、実際はどうだか知らんが当て書きしたようなナイスなキャスティングである。彼のこんな柔らかい表情初めてみた。

学生やフリーターのフワフワした緩い存在感から
家族や会社、社会的責任を背負う事にはなったが、やはり彼の世界は男女の下半身と心の自由。
誰と居ても私は1人!それでいいのだ!と思ったり、やはり1人じゃ寂しかったり、、、やはりフワフワしてる。下半身の衝動を肯定する理由を探すようにそれを行ったり来たり自問自答してる。そんな事に自分も共感してる事も情けない、、、そう、永遠の課題だ、、、あ、いや、、、
一夫一妻性にそもそも無理があるって話だな。

あの若い高校生作家も整備工の彼もいずれそうなるんだろうな。

masayasama