「トラブル解決屋」ビーバップのおっさん　odeoonzaさんの映画レビュー（感想・評価）

街でいじめにあっている人を助け礼金を稼ぐ自称トラブル解決屋を名乗る、腕っぷしの強いおっさんのアクション・コメディ。
タイトルからおっさんのドラマとは分かっているが、暴力的で怒鳴りまくりの下劣なセリフ回しには引き気味、正直、観続けるか迷いました。
地下鉄の駅ができるので地価が上昇、一儲けを狙う半グレ集団の地上げの脅しや暴力で苦しむ商店街、普通なら警察沙汰なのに賄賂で刑事迄丸め込むという、今時考えられないシチュエーションで仕方なく商店街はおっさんに助けを依頼、関西の本格的やくざの方が義理堅かったり、警察は面目丸つぶれ。最後には刑事も改心してチンピラを一掃、おっさんたちは次のトラブルを探して出発します、続編狙いかな・・。
昔ながらの任侠やくざと半グレのチンピラとの対比、おっさんのくせにSNSマニア、中小企業の経営難や親子愛を絡めて、映画っぽく作ってはいますが、タイトルのビーバップほどのジャズっぽいリズム感はありませんでした。ビーバップとつけたのは体調不良から復帰した「ビー・バップ・ハイスクール」の清水 宏次朗さんへのオマージュ的位置づけ何でしょうね。