愛してる!のレビュー・感想・評価
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楽しくて切ない 愛の行為の物語。o(^o^)o"
ラストはハッピーエンドで 嬉しかったぜ。
高島君も しっかり笑わせてくれました。
脱ぎっぷりもいいし 40年ぶりのポルノ映画は
たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
調教シーンは 生唾ゴクリン子でしたわ。
多くの女性も見に来ていて いいことです。
直立姿勢での イキ具合は 演技とは思えない
素晴らしいものでした。
監督演者 その他の人に 拍手ですぅー。
^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
白石監督しか描けないロマンポルノ
プロレスラーを諦めた地下アイドルが
変態の世界にスカウトされ…。
監督は大好きな白石晃士。
セックスを一切描かず変態に振り切った作品。
エロ目的で来たお客さんは
少し期待外れかもしれませんが、
それに勝るユーモアを絡ませた変態ワールドを
白石演出が堪能させてくれます。
高嶋政宏が演技でなく(憶測ですが)
本当の自分として素晴らしい
変態精神を見せつけてくれます。
そんな彼が劇中で放つ最高のパンチライン
ー変態とは魂の解放ー
それを体験出来る傑作です。
個人的に大好き❤️🔥
先日体験した来日中のバンド、
The SoapGirlsの自由なステージを
少し思い出しました。
現在進行形で従者がいる僕の感想
僕はかねてからSMをやってる事をここのレビューで小出しにしていたが、満を持して現代SMの映画の公開である。
SMの世界はこの数年で変容していて、今のSMは殆どが何かしらのSNSを主軸に、全国に点在するSMバーなどでの交流でコミュニティが形成されている。
SNSの影響力は大きくて、そのため間口も広くなり、多くの「新規SM層」を開拓した。
結果、SMは今や生活に溶け込み、昔の様な山小屋で監禁し、どこぞの古民家で繰り広げられる緊縛と悲鳴の空気感は薄まってきた。
今作は、今の日本の「主従関係」を牽引するアルカディアのオーナー蒼月氏がプレイ監修を行い、幾多の界隈の関係者も出演している、我々からすれば「SMアベンジャーズ」でも有る。
謎のママが連れて着るHはSMバーというよりSMクラブでは有るが、今作のあの場所は六本木にある某クラブであり、現実にはあんな大箱のSMクラブは無いのであしからず。
しかしながら、異様な世界の雰囲気はよく出ており、今作のキーマンとも言える高嶋政宏氏がSM愛好家と言うこともあり、今作の彼が劇中で演じるコメディタッチな芝居も、あれは本心であり、ほぼ素で楽しんでいる様にしか見えない。
登場するキャラクターはそれぞれが個性的であり、職業は特殊で有るものの、人間関係がSM界隈であるあるであり、冷酷なカノン様の言動は、今のマゾの理想系とも言えると思う。
その関係性に、ドキュメンタリー形式という撮影方法が最初は違和感ありながら、やがてその手法がリアルさを加味して後半のライヴ感はなかなかのもので有る。
今回、僕も従者を連れて鑑賞しに来たが、彼女も劇中2度泣いたとの事。
それ程、主従関係者の内面を描いた脚本は素晴らしく、演者の方々の体当たりの芝居も素晴らしかったと思う。
何より、カノン様の鞭捌き、官能的であり素晴らしい。
そして、高嶋政宏氏はこの映画を通して、自分がやりたい事をやり遂げた最高のマスターベーションだったのでは無いだろうか?記者会見もあれは本音では笑。
SMの世界は特殊で有るが、その世界に浸れば価値観が変わる。劇中後半はほとんど服を着ていない状態だったのに、何故かそれが普通に思えてしまい、最後のスタッフロール中の行為が逆に官能的に思えてしまう。
この映画に協力頂いた界隈の著名人に感謝しつつ、この作品を通して、より満ち足りた主従関係をできる方々が増える事を切に願う。
p.s.
ヒューマントラストシネマ渋谷では一連のロマンポルノと連動して渋谷のラブホ割引サービスをやってます。お得です。
あとわかる人だけ、美女と野獣が新宿に復活するそうです。
p.s.のp.s.
高嶋政宏氏は3年前にデラックス歌舞伎町で繰り広げられていたSMイベントにもいらっしゃっており、僕の隣で緊縛ショーを楽しんでいたので本物です。
ストップワードって、いいね。
女子プロ目指してた地下アイドルがバイト先のSM修行で先輩女王様にはまり、、と思ったら実はこじらせキャラの先輩女王様の方が逆にハマってた、、、と言うはなし。
話は悪くないと思う、だって最後みてて盛り上がったから。ただ前半役者の力不足か、リードミスか入り込めなかった。確かに体育会系女子にこんなぶっきら棒な子いるけどね、なんか台詞が棒で会話のリズムが出ず、滑って説得力なく感情移入できない。出演者は高嶋氏がきっっちり自分を演じていたのが凄いと思った以外、他は見るとこなし。
あとモキュメンタリーの仕立ても下手くそだと思った、、ポップ(死語か?)に仕上げるためだとしてもスピード感、リアリティ無さすぎ。
最後まで観れたのはカノン女王様の魅力かなぁ。
「手」と違いは予算を出演者にぶっ込んで外した感じがした。
このシリーズは今回あと一本、期待してます。
登りつめても地下は地下
プロレスラーを諦めて殆ど客のつかない地下アイドルをしている女性が、SMクラブの女王様にスカウトされて目覚める話。
どちらかといえば粗暴な感じでライブハウスを出禁にされまくっている主人公が、そうとは知らず話しを聞きに行ったSMクラブで研修を受けることになり…。
一流の女王様になる為にはMの気持ちを理解しなければという理由で受けたNo.1女王様による奴隷研修で振り幅の広い女になってって、拍手の意味はは解らないけどなるほどねw
寧ろ目覚めたのはM側ですよね。
言っていることや理屈の概ねは、頭では理解出来るけれど、レベルが高過ぎて感情的には殆ど理解出来ません!w
でも、その理解できるところは上手いし愉しいし面白い!
更には理解できない人にも愉しめるおふざけやエロスも結構あるし。カノン様凄いっす!!
そして企画監督頑張り過ぎww
これを感情でも理解できる様になったら☆満点なんだろうけど、多分私には無理だろうな~w
最初から最後までちゃんと面白い
アイドル×プロレス×SMのエッセンスが奇跡的に融合した魂が震える大傑作
映画.comさんのオンライン試写会で一足先に鑑賞させていただきました。
最初はふざけたモキュメンタリー調のアイドル映画かと思ったら、アイドル×プロレス×SMのエッセンスが奇跡的に融合した魂が震えるような大傑作で最高過ぎました!
ロマンポルノでありながら、本当の自分を解放するという哲学的で崇高なテーマを探究していてかなり奥深い作品だと思います。
特にラストのライブのシーンは、アイドル的なライブ演出あり、プロレス的な宿命の対決あり、SM的なエクスタシーと自己開放の極地ありで、よく分からないけど何かとてつもなく凄いものを見せて頂いているという気持ちになってしまい、気が付いたら感動のあまり思わず泣きそうになってしまいました。
あと、本人役で出演している高嶋政宏さんが死ぬほど面白いし死ぬほどカッコ良かったです。
とにかく良い意味でぶっ飛んだ超絶大怪作で今年の圧倒的ベスト候補になりそうです。
谷口恒平さんの脚本と白石晃士監督のモキュメンタリー技が光る!SM青春にまさかの泣き!
R-18+にα付けてもいいくらいエロい。のに何故か笑って泣ける…。期待値以上のSM×青春モキュメンタリーに仕上がっていて、心がイキそうです…。笑
白石晃士監督といえば、やはりドキュメンタリータッチのPOVな作風。今作も元プロレスラーの彼女を追うところから始まる。SMのイロハを取材カメラを通じて一緒に勉強しつつ、打ち出している青春にぶつかっていく。アイドルとの二足のわらじ、衝撃的すぎるギミックに驚きながらも観ていく。たまたま劇場でかかるだけでピンクそのものな気がするが、それを上回るドラマを乗せてくるのがロマンポルノ、ということだろう。その世界観に縛られ、驚き、泣いてしまった…。なんだかもう、美しく見えて仕方がない。抑圧からの開放を劇的に描く様は圧巻。最後の最後までドキドキが止まらず、今も胸キュン映画を観たような高鳴りを感じている。
といってもSMはSM。容赦なし。色んなタイプのいじめられ方があるのだと感じつつ、奴隷として支配される快感が伝わってくる。それを決して尖りなく、そういうモノだと割り切って優しく届けてくれる。実際、私の大好きな脚本家、谷口恒平さんが描いているのも実は楽しみにしていたことの1つ。ドラマ「初情事まであと1時間」では、エロスが立ちすぎないさじ加減と恋のくすぐったさを表現。そんな彼が描く関係性の変化は、優しくて凄く心地良い。それを白石晃士監督によって上手くモキュメンタリーに落とし込まれ、衝撃的な展開に誘いつつ、しっかりと落としていくから凄い。
主演は川瀬知佐子さん。レスラーに見えるドシッとした体と柔い雰囲気、感じている姿に漂う色気が素晴らしい。体力のいる現場だと思わせるシーンの数々はしびれる。女王様のカノン様は鳥之海凪紗さん。この作品よりかなり前にTwitterをフォローしてもらっており、その存在を知っていたので驚き。可憐で何処か冷徹な姿と容赦ない姿に慄きつつも息を呑む。凄く不思議なオーラがいいベクトルで振り切られている。ホントに凄いシーンばかりで心が揺れる。
今の時代、オープンにすることも何処か内に秘められている様な時代。かつての勢いまでとは行かないが、作り手がポルノの枠組みの中で表現に熱狂していた時代の凄さを思い知る。そう、単純な濡れ場ばかりでなく、全体で語れるモノが届くと知っているから。このスコアもきっと、観れば分かる人もいるはずだ。こんな青春でもいい、愛してる!
脚本も上手い!
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