「冒険活劇!」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
冒険活劇!
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最初のナチスドイツ敗戦頃の場面は、ハリソン・フォードが若いのだけれど、どうやって撮ったのだろうか?まずはそれが気になってしまいました。
(ググッてみると、80歳のフォードが演じた映像をデジタル技術で若返らせたと判明。あまりにも自然でしたが、もはやどうとでもできそうですなぁ)
ナチの時代でなく、紀元前の海戦上空に行ってしまったところが、最もエキサイティングでした。飛行機の窓から、ガレー船を見て取った瞬間は、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」で、人型ゴリラが馬を操っているのを目撃したときの衝撃と似た感じでした!
カレン・アレンが登場してくれて良かった。なんというか、マリオンも年を重ねても健在で、懐かしいというか、安心したというか。自分も年を取ったということなのだけど。
それと、映画の最中は、似た人かなと思っていて、エンドロールでやっぱりそうなの!ってなったアントニオ・バンデラス。こういう役か~、もうちょっとカッコいい役にしてほしかったなぁ。ヒーローのイメージしかなかったのになぁ。
とにかく、冒険活劇なので、難しく考えずに、目の前で展開していることを、ただただ楽しめば良い、それがこのシリーズの良いところだと思います。最近「なんとかユニバース」のシリーズ映画が、たくさん繰り返し作られて、「ああいうのは映画ではない」などと意見して批判されたりしていますが、このインディジョーンズシリーズを観ると、その意見も分かる気がしてきます。これぞ映画!っていう映画のひとつと言っても良いのではないかなって思います。こういう映画がまた作られることを期待します。
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