「私の青春はインディーと共に。だからちょっと寂しい。」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル nikumakinigiriさんの映画レビュー(感想・評価)
私の青春はインディーと共に。だからちょっと寂しい。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
視聴記録
インディー・ジョーンズのシリーズ大好きです。私の青春はきっとインディーと共にあった。
監督はジェームズ・アレン・マンゴールド。この方の作品では『LOGAN ローガン』がすきです。
シリーズ第1作のレイダース 失われたアークから40年以上という信じられない、ハリソンのインディーキャリアの最後の作品。
ハリソン本人も80歳と、これも信じられない。
魅せ方のノウハウもしっかりあって、監督らも言っている「インディージョーンズは長い映画予告みたいなもの」とはよく言ったもので、ずっとハラハラでドキドキ。そして、これがインディーっていう見せ場の数々。
きっと、これより面白いアクション映画はたくさんあるだろうけど、これはインディーですからね。
そして今回は、インディーの『老い』もテーマにしている。
老いる、と言うことは誰かより長く生きると言うことで、喪失を積み重ねる事でもあるので、ハリソンのうらびれて寂しそうな演技は涙ものだった。
『時間』『タイムトリップ』という今回のオブジェクトもマッチしていました。
そして、そのタイムトリップで息子を取り戻す!とか、インディーが古代に残る!とかという、ありがちなエンドにならなくてよかった。
老いというテーマに沿っていて、このエンドはとても好きです。
最後にマッツですね!!
マッツは最高です。マッツは全てを解決しますね。
マッツ演じる適役の
ナチのフォラー博士は、冷酷で不気味、なのに、一途かつ盲目な博士と言うキャラが可愛さも伴って、最後まで憎めないヴィランでした。
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