「生きてて良かったw」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル HIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
生きてて良かったw
これは昔にはまった人にはたまらない
面白さだと思う。
色々突っ込みどころは満載なのだけど、
インディ・ジョーンズ好きな世代の
夢を叶える映画で満点。
めちゃくちゃ思い出補正されているが!
冒頭の今の時代にちゃちくないか?
ってCG処理だったり、
若かりし頃の姿を引っ張る引っ張るだったり、
最後までナチスかよ!だったり
ノスタルジックが過ぎる。
わざとだろうけどらしさが変わっていない
のは見事だった。
しかも年老いてヨレヨレでかなり落ちぶれた
設定が今の頑張れない自分にとっても共感(?)
出来てポイント高かった。
小学3年くらいの時に初めてドはまりして
観た(金曜日ロードショーとかのテレビ放映)
映画だった。1作目と2作目はビデオで
何十回も見た(父親が録画したやつ)。
もちろんお子さま向けのグーニーズとか
も有ったけど、ピカイチで面白かった。
今と違って狭かった世界が一気に開けた感じ。
大人になって見返しても
思い出補正が1,000%くらいあるので、
矛盾点や荒唐無稽さのマイナス点が減らないw
今となってはポリコレ的にどうだろうって
思える現地人設定とか、博物館に納めりゃ
何でも許されると思っている発想とか、
戦勝国ドリーム満載の悪の帝国ナチス設定が
痛々しすぎてもオーケー。
もう全て冒険活劇で面白い紙芝居的な寓話で
刷り込まれているので突っ込みどころは
ステルス化して見えなくない。
あとマッツ・ミケルセンの軍服姿と
小物か大物か判別不明なな悪役を
マッドサイエンティスト味たっぷりに
少ないコマで具現化している姿を
拝めて思い残すことはなかった。
(デフォルメされた後半の軍服姿に
思わず手を合わせた人は少なからずは
いるはずだ!多分)
もう最後は「ありがとう」しか出てこない。
最近のスターウォーズのハリソン・フォード
とかも多少は感動したが比じゃないくらい
今回のは個人的に嬉しかった。
かつての自分のヒーローが最後に戻ってきて
くれただけで大満足!
(4作目はなかったことにされているし、
3作目も好きだけどちょっと違う)
まだサンタクロースを辛うじて
半信半疑で信じていた時のおとぎ話の
続編を巨額の制作費を投じて自分のために
作ってくれたことに感謝です(違う)。