「あの世界観と時間軸を大切に扱ってくれてありがとう❗️」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
あの世界観と時間軸を大切に扱ってくれてありがとう❗️
うわー、マリオンも❗️サラーも❗️
今も健在で、そのまんま出て来てくれたんだ‼️
おまけに、ラストには、あの船の中での名シーンの逆バージョンも。
私は、ここで泣いちゃいました。
鑑賞前は、
「艦長❗️ジョーンズ博士がどこにもいません❗️」「あ、いました❗️あそこです‼️」
潜水艦の上で右手を振って応えるインディ‼️
という大好きなシーンを思い出していたのですが、その直前のシーンをラストに持ってくるとは⁉️
あの頃、弱小でしたが一応体育会ラグビー部員だった私はいつも身体のどこかが痛くて、もし彼女がいたら、ここは痛くない、とほっぺやくちびるを指し示す気が満々だったのですが、そんな機会はまったく訪れず、ざんね〜ん!なまま、卒業、就職。やれやれでした。
まぁ、なんでもいいんですが(あのヤンチャな小猿が出てきても絶対感動してたはず)、『レイダース 失われた聖櫃』は、私にとってはレジェンド作品の筆頭のひとつ(筆頭というのは本来、単数かもしれませんが、サウンド・オブ・ミュージックとか風と共に去りぬとかもあるので…)
ハリソン・フォード以外はなんか違う気がする、というパラレルワールド的(最近流行りのマルチバース化?)に違和感のある作品になってしまうことなく、あの世界観の時間軸をそのまま延長してくれた作り方がとても心地良く胸に響きました。
それだけに〝息子が戦死〟というこの映画の世界での現実が本当に大きな悼みとして感じられました。
つまりは、自分にとっての運命的な出会いと言える映画は、本当に〝たかが映画〟では済まない何かがあるということなのですね。
ちゃんと歳相応に衰えたインディ。
隣のじーさんになったインディ。
9回も撃たれたインディ(と言ってた後に1回撃たれたから、トータル10回?)。
ということは、過去4作で8回撃たれてる?(今度数えなきゃ)
やっぱり虫だらけのインディ。
相棒の女の子に、男としてではなく、親代わりとして接するインディ。
ある種の終活に向かおうとするインディ。
本当にこれで最後のハリソン・インディ。
他ならぬ『インディ・ジョーンズ』なので、本日2回目の鑑賞。ペンギン・ハイウェイ以来、久々にパンフレットも購入したのですが、とても良く出来てます。
監督は、『ローガン』も撮っていて、黄昏時のヒーローというテーマに惹かれるのだそうです。
スピルバーグからの助言。
〝インディ・ジョーンズは冒頭から結末まで予告編のような長編映画。常に動いている〟…なるほど❗️
他にも盛り沢山で、大満足でした‼️
はじめまして✨ナイスありがとうございました。
ハリソン・フォード様😍の勇姿に泣けてマリオンとの愛に泣けて過去作を思い出して感動でした~。
過去作イッキ見しようかな笑。