「美人が故より"悲しく"映る」夜明けまでバス停で サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
美人が故より"悲しく"映る
2022年劇場鑑賞79点 優秀作 72点
小規模ながら、実際の事件を元にコロナ禍を交えながら短い時間で表現した作品
主演や三浦貴大、松浦祐也片岡礼子に柄本親子など邦画好きにはたまらないキャスティングにまず興奮するのと、テーマが誰しもが起こりうる悲劇を板谷由夏が美人ゆえより一層悲しく映るのが何より皮肉で、正直社員の大西礼芳とそれ以外のパートさんの構図だけでもせちがないなあと思いながら見ていました
個人的には途中までは素晴らしかったですが、爆発テロを試みるに至るシナリオがどうもそれじゃない気がしてならないです
こんな不条理な世界に嫌気が差しての行動だとは思いますが、なんかとってつけとような起伏の付け方で、ここが今作の品格や作品を語る上でにターニングポイントになったと思います
社員の大西礼芳がセクハラや会社や社会にストレスを感じ最後意気投合するのは下手ですが、良い状況と悪い状況の二人が交わる良い結末だと思います
それでもとりわけ好きな方の作品です、是非
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