「依存、自立、相互依存」夜明けまでバス停で Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)
依存、自立、相互依存
「救いが欲しい」
見ているだけで、そう願ってしまうような、底の抜けた世界。たまたまそのときそこにいたから、抜けた底に落ちてしまう。更にこれは、残念ながら私たちが住む日本。
映画としては、やや物足りなさがあるけれど、伝えたいメッセージと投げかけは重く受け取りました。
人間の本質は、辛いときにこそあらわになる。自分も苦しい時、どんな選択ができるのか。どんな選択肢を持っているか。誰を頼れるか。誰が頼ってくれるのか。
そうして出てくるのは、
「どうしたら救えたか」
コロナの落ち着いてきた解放感で忘れてしまいたくないと思う、問いをもらいました。
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