「普通の人の静かな最期の時」愛する人に伝える言葉 jasmineさんの映画レビュー(感想・評価)
普通の人の静かな最期の時
この映画、観るべきか観ないべきか悩みました。
というのもこの夏、息子が治らない病気になったのである。
もしかしたら、息子が先に死ぬかもしれない。
そんなことを考えている私がこの映画観たらどうなるのかな。
絶望したらどうしようと怖かった。
けれど、この映画の「最後の時に伝える言葉」をやっぱり知りたくて、
もし息子にその時が来た時に、悔いのないその時を過ごしたくて、
観ようと決意しました。
死(余命がある程度分かる死)というのは
今までの自分の人生の決断をそのまま受け入れることなんだなと思いました。
後悔もあるけれど自分が決めた事。
やりたかったこともあるけれど自分がやらなかった事。
それをそのまま抱えて死ぬ。
それで良いんやで、と最期をおくってあげる言葉が
ありがとう。
愛してる。
静かな、普通の人の、最期を描いた映画でした。
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