「赦す 赦してほしい ありがとう 愛してる さようなら」愛する人に伝える言葉 まゆこっちさんの映画レビュー(感想・評価)
赦す 赦してほしい ありがとう 愛してる さようなら
たくさん考えさせられた映画だった。
治療を中止する、延命措置をしない選択をすることは希望を捨てることなんじゃないか…
その希望って誰の?
…確かに。確かにそれは家族のエゴなのかもしれない。
死ぬ事を赦してあげること、言わなくてもそう本当に心で思うこと。
心に刺さった。
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医師だって休暇を取る。
担当患者の死が迫っている。その患者にもう施せる治療はない。
明日は非番だと患者に伝え、さようなら。ありがとうと言ってその日の仕事を終える。
残酷なようで、でもお互いに後悔のない形なのか。
この医者と患者の心の交流の深さに感動して思い出すだけで涙が流れてしまう。
この病院は慰問ボランティアも患者一人ひとりに関わってくれて、ルールに沿うのではなく、その時のいい雰囲気に乗った対応してくれるところも印象的だったな…
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