「五つの言葉には、少しは順序はある」愛する人に伝える言葉 カールのおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
五つの言葉には、少しは順序はある
ボロボロのカトリーヌ ドヌーブは見たくない。
その息子バンジャマンの芝居臭い演技には見ていられない。
それがそれが終盤には見事に激痩せして、
精彩なくもあり、時には微妙に生気をよみがらせる演技は絶妙だ。
ところで題名の愛する人に伝える言葉の順序はないと言っていたがそれは違うでしょうよ。
それは自己責任で順番を検討して使用して下さい。
それにしても、
頑固でプライド高いフランス人に五つの言葉を言えるだろうか?
言えないために離婚が多いように思える。
そんな浮気な皮肉を込めたところが、
ラストの良きドクターのドライブシーンだと理解した。
アナタはどう思う?
フランス映画のラストは曲者だ。
コメントする
きりんさんのコメント
2023年8月15日
〉フランス映画のラストは曲者だ
読みが深いですね・・
ドクター・エデのドライブシーンは、見る者の国籍によっても受け取られ方は紙一重かも。
ドヌーヴvs是枝裕和の「真実」で、あのラストの 家族が散会したあとで そ知らぬ顔で歩いているドヌーヴを見て僕は仰天しました。
⇒それまでの温かいストーリーをもしかしてぶち壊しているフランス人の心の高い壁を見たのです。
御レビューを読んで思い出してしまいました。
突然コメント失礼しました。
きりん