「【”暴走する”それ”から人類を守る!”現代で起きているサイバーテロを憂慮したアンチデジタル映画。トム・クルーズが危険な生身のアクションに拘る理由が伺える作品。後半の物凄いアクションの数々は必見です。】」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”暴走する”それ”から人類を守る!”現代で起きているサイバーテロを憂慮したアンチデジタル映画。トム・クルーズが危険な生身のアクションに拘る理由が伺える作品。後半の物凄いアクションの数々は必見です。】
■今作での、イーサン・ハント(トム・クルーズ)の敵は、あらゆるデジタル機器に入り込み、データを攪乱させ、果ては人類に多大なる被害を与える可能性がある暴走AIである。
冒頭、ロシアの潜水艦セヴァスポリは、制御に必要なペアの鍵を使うもAIに翻弄され、自身の魚雷により海底に沈む。
その後、制御に必要なペアの鍵の争奪戦が始まる。勿論、米国政府直下の秘密組織IMFにも指令が下る。
が、イーサン・ハントが制御に必要なペアの鍵を追う理由は、仲間と人類を暴走AIから守るためだった。
◆感想
・序盤は暴走するAI”ENTITY"を追うCIAや、イーサン・ハントと過去因縁があると思われるガブリエル(イーサイ・モラレル)や前作にも登場した美しき武器商人ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)の思惑が交錯する。
そして、新たなる登場人物である”掏摸”の名人グレース(ヘイリー・アトウェル)もその中に巻き込まれて行くのである。
・勿論、ルーサー(ヴィング・レイムス)やベンジー(サイモン・ペッグ)、イルサ(レベッカ・ファーガソン)も心強いイーサンと強い絆を維持している。
ー が、イルサはベネチアの水路に掛かる橋上で格闘の末、ガブリエルに刺殺されてしまう。個人的に、非常に悲しい。-
■今作の見所は、矢張り作品の後半のローマ市内のトレビの泉周辺での黄色いフィアットで逃げるイーサンとグレースと二人を追うガブリエルの手下パリスとのカーチェイスである。
更に度肝を抜かれるのは、オーストラリアの山岳地帯を暴走するオリエント急行内でのグレースがホワイト・ウィドウに変装した”ペアの鍵”の争奪戦であり、”そこに断崖絶壁からバイクごと飛び出したイーサンがパラシュートを使って飛び込む”数年かかって計画されたと言われる”スタントの凄さであろう。
更に更に言えば、「カサンドラクロス」(知っている人は相当なオジサン)を容易に想起する、ガブリエルにより破壊された鉄橋に突っ込んでいくオリエント急行と、イーサンとグレースが谷底に落ちていく列車の中を、必死に後部車両に移動していく”ゼロ・グラビティ”シーンである。
この物凄いシーンを観ると、トム・クルーズの映画製作におけるアナログに拘る姿勢がビシバシと伝わって来る。
この姿勢を現代、貫いている映画人は、トム・クルーズとクリストファー・ノーラン監督位ではないのではないか。
<今作は、暴走AI”ENTITY"争奪戦を描いた物凄いアクション映画であるが、観ているとトム・クルーズが何故に危険なアクションを生身で行う理由が分かる気がする作品なのである。
”AIに仕事を取られる!”というアメリカの俳優組合のデモは記憶に新しいが、私は
”最後はアナログ手法が映画のクオリティを支えるのだ。”と信じているのである。>
■追記<個人的MIPシリーズの鳥肌アクション。(映画館で観たモノに限る。)>
1.4作目の「ゴースト・プロトコル」でのドバイの超高層ビルの”ブルジュ・ハリーファ・ビル”の壁面を吸着パットで攀じ登るシーン。
- 当時のパンフを読み返すとトム・クルーズの”ハッハ。怖かったよ。でもね、ドバイ政府から許可を貰ったスタッフに感謝さ!” 当たり前じゃん!!-
2.5作目の「ローグ・ネイション」での離陸する飛行機の壁面に飛びついて、しかも翼上を歩くシーン。
- 当時のパンフを読み返すと、今作のクリストファー・マッカリー監督のコメントが・・。”非常に危険でした。ですが、飛行機の操縦士が優秀で、あれ以上スピードを出すとトム・クルーズの手足を釘で打ち付けても振り落とされるんですよ!”ー
■結論
・貴方たちは、明かにワーカホリックですが、その心意気がこのシリーズを支えているんですね。!
NHKの”プロフェッショナル”で取り上げて頂きたいと熱望します。
そうなんですね、わたしとは逆のパターン。わたしは3作目まで劇場鑑賞して、もう4作目以降はDVDでいいかなあと思ってたらいきなり凄いことやってるんですよね。油断したらいけませんね。
こんにちは。実は私、シリーズ中ゴーストプロトコルだけ劇場鑑賞を逃してるんですよね。DVDで観てこれは劇場鑑賞すべき作品ではないか、と自分を𠮟りました。一生の不覚です。正直言ってシリーズ最高傑作を劇場で見逃したんですから。
IMAXでの再上映を日々願っているんですけどねえ。
イルサはフラグ立ってましたが、とでも残念でした😭
IMFチームでの活躍がいつもより少な目だったので、次作ではイーサンとベンジーのイチャイチャを期待してます😁
こんばんは(#^.^#)
コメントをありがとうございました。
MERへも共感を感謝です。
MERレビュー探せなかったのですが(^^ゞ
また、時間ある時探してみますね。
トム様、最高でございました。
(´▽`)
NOBUさん
イーサン 観て来ました(≧▽≦)
カッコよかったです。
冒頭の潜水艦シーンも
びっくりしました。
暴走AI AIの時代なんですね。
アクションシーンも凄く
ハラハラが止まらなくて(^▽^;)
黄色い可愛いフィアットに
乗り込む二人が なんとも言えなくて
手錠で繋がれ運転も 凄いわ
ロケ地のロケーションもgoodでした。
オリエント急行のシーンもドキドキ
トムの手を取るパリス
感動の場面でしたね。
Part2が楽しみですね(^^)/
仕事の仲間達とのコミュニケーションは大事ですよね!その関係性があるからこそNOBUさんの会社途中抜けも成り立ってると思うし、立場もあると思うけど。
あと年上の件は、NOBUさんの文章、レビューを読むと若干文章が固いんですかね?キッチリ書かれてる感じ?だからなのかな!?
私は見慣れてるので何も思わないですけどね。
ただ聞くアーティストをコメントに書かれた時にうん!先輩だな!って思いましたけど!(笑)
おはようございます!
NOBUさんの職業はわからないけど、映画観るからオイラ帰る!って言って会社途中抜けの光景を想像すると何か笑えますね!(笑)
あと作品の方は面白かったです!
自宅戻ってから過去作Netflixで観よと思ったら配信ちょうど終わってて1作目~6作目までまとまったBlu-rayBOX買っちゃいましたよ(笑)
もう、観たのですね。
イタリアのローマの石畳を
黄色いフィアット500、改造車で走行するカーチェイスは、地面が舗装されたアスファルトとは違って運転の難しさがあったことを後に知りました。