「恨み節は男の特権?」MEN 同じ顔の男たち グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
恨み節は男の特権?
♪♪ あるーひ(ハッー)
森のなか(ハッ・パー)
フル◯ンに(ハッ・パー)
出会ったー(ハー、ハッ、パー)
ブキミなトンネルのーなーかー(ハー、パー)
フル◯ンに出会ったー 🎶
と軽やかにひとりで輪唱したい気分だったのに、そこは世にも不思議な、そして不気味な場所でした。
そうなのです、そこを訪れたあなたは、心の中の迷いや戸惑いを、あなたが〝一番見たくない現実〟としてホラー仕立てで突き付けられるのです。
悪夢ではなく現実として。
〝自省〟なんて概念とは無縁で、ただ自分かわいさの極致で相手に求める愛なんて.ホラーでしかない。
男の執着の醜さとおぞましさ。
昭和の時代、演歌でも中島みゆきでも、恨み節を発するのは女性ということになってましたが、ジェンダーレスの今の時代、どちらかというと、諦めが悪く逆恨みするのは男の特徴なのでしょうか。
コメントする