劇場公開日 2022年12月9日

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「R15の中でも「描写のきつさ」がポイント。飲食等される方は後半ご注意を。」MEN 同じ顔の男たち yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0R15の中でも「描写のきつさ」がポイント。飲食等される方は後半ご注意を。

2022年12月9日
PCから投稿

今年360本目(合計635本目/今月(2022年12月度)13本目)。
 ※ 今年の365本目はどの映画館でどの映画を見て迎えるのだろう…。個人的にはアクションものが好きなのだけど、来週(第3週)にはないのですよね…。

 さてこちらの映画です。
主人公の女性がとある理由から、田舎にあるいわゆる「貸し別荘(というか、お城のように豪華…)」に住むことになったところ、今度はそこに近づいてくる人たちがみんな同じ人で、その人はそもそも誰なのか…、そして連続して起きる不可解な現象は何なのか…という趣旨の、まぁジャンル分類でいえば「ホラー」でしょうね。

一部で、聖書にまつわる教えなどを参照しているシーンがありますが(映画内でも、お城の近くにある教会にいくシーンがあります)、信者の方でなくても、一般的にカトリックでもプロテスタントでも、「一般的なキリスト教文化」の知識があると有利かな、という印象です。

また序盤は英語の聞き取りが(英語の映画の中では)比較的聞き取りがしやすく英語の学習をされている方にもおすすめ(後半は単にホラー映画と化するのでセリフ等が大半でなくなる)で、一方タイトルにも書きましたが、この映画はR15ですが、その大半は「描写がグロテスクに過ぎる」というもので(いわゆる大人の営みシーンは一切なし)、気にされるなら、ポップコーンやらチキンやら、その他の飲食物は最初の1時間で食べきったほうが良いかな、というところです。

女性が主人公のストーリーで、ほか男性が大半を占めますが、その中の「誰が」凶悪化するかなどはネタバレになりますので回避します。なお、公式サイトからもわかる通り、現代(2020~2022)が舞台なので、普通にIT用語なども出ますが、それらは丁寧な誘導もありますし、それが理解やネタバレその他の論点になる映画でもありません。

減点対象としては、「R15の割にはややグロテスクかな」という点はあるかなという印象ですが、それとて映倫がそう指定したならそうなのでしょうし、これで引いても0.2どまりにしかなりませんので(レーティングの一つ飛ばしかなと思えるものは0.2で統一)、フルスコアにしています。

今週は明日(土曜日)見に行く「ラーゲリ」などが気になります(こちらはもっと評価が多いようで、金曜日の夕方からの事実上の(有休をとっていない)方は「ラーゲリ」の1枠という扱いで、こちらを優先された方が多かったようです)。

さて、記念すべき365本目はどの映画館でどの映画を見て過ごすのだろう…。

yukispica