「イザベラさんのカルマを感じる、長崎案件」長崎の郵便配達 駒井尚文(映画.com編集長)さんの映画レビュー(感想・評価)
イザベラさんのカルマを感じる、長崎案件
その昔、英王室のマーガレット王女と浮名を流したピーター・タウンゼンド大佐という将校がいました。王室との恋愛は周囲の反対で破談となりますが、タウンゼンドは後に作家となり、日本を訪れ、「長崎の郵便配達(Postman of Nagasaki)」という本を書きました。その後30年以上を経て、娘のイザベラ・タウンゼンドが、父の本「長崎の郵便配達」にインスパイアされ、そのモデルとなった谷口スミテルさんを訪ねて長崎にやって来るという話。「YOUは何しに日本へ?」の非常に高尚かつエモーショナルなバージョンといった趣で、とても引き込まれました。イザベラさんのカルマを感じます。
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