「重い。ひたすら重い…」ヴィレッジ M.Tさんの映画レビュー(感想・評価)
重い。ひたすら重い…
2023
52本目
この手の映画は昼間には見られない輩です…
23:30から鑑賞。
この時間からはどっぷり浸かれるんです。
で、どっぷり浸かりました。
疲れた…
誰も幸せになれないのか…負の連鎖は誰が生み出すのか…この2時間の中に嫉妬、強欲、脆さ、儚さが詰まっています。
村長息子(一ノ瀬さん)が表面的に1番悪い。
ただ、優(流星さん)に詰め寄るシーンで目から儚さと脆さが見えた。悪と脆さを演じられる一ノ瀬さんに脱帽。
村長(古田さん)も同様で私利私欲に見えながらも村を1番に考えている?…または母の承認欲求なのか。
主人公である優に対しても悪人とゆう一つの感情ではない何かを感じる事ができる。
とにかく主人公である2人の怪演も去ることながら、脇を固めた俳優陣の安定した演技が重厚感を与え、ストーリーに重さと儚さを積み上げいく。
エンドロール後の龍太(奥平さん)の表情にも注目。
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