「夢の中で動けなくて 救われなかったのかな?」ヴィレッジ ひなまつりさんの映画レビュー(感想・評価)
夢の中で動けなくて 救われなかったのかな?
不思議な映画
生きているから 思い当たる事があるなと思った。
夢の中で思う様に動けなくて 逃げたくても 焦るだけになってしまうことがあるけれど
ここの人達も 夢の中で生きているよう
夢に絡まれてしまって 意志はあるのに 行きたい方向に行けない。
夢はしがらみなのか?
優は美咲に認められて元気になったけれど
美咲も優を救ったけれど 自分も救いたかったのだと思う。
お互いを助け合うのは 悪い事ではないのだろうが
やはり自分の人生は自分で責任をとって生きる事が大切なんだと思った。
優が恵一を説得しようとするシーン
村長みたいだと思って 怖かった
守ろうとすることがあると 人は正しくなくなってしまうのか…
弱くて可哀想な人達だと思ったけれど
自分かもしれないと思う事もあった。
脚本に信念があって、演出力も撮影力も役者力もパワーがあるから 作品全体から たくさん問いかけられて 考えられるのだろうと思う!
考えることはとても大切な事だと改めて思った。
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