「横浜流星一人勝ち」ヴィレッジ みきさんの映画レビュー(感想・評価)
横浜流星一人勝ち
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120分と言えば長めの作品であるにも関わらず
割愛されたシーンが多々あるように思いました。
観る者に委ねるということなのだろうし
全てを見せない良さもあるのでしょうが
少々委ねすぎ、不親切かなとも思います。
尺が足らなかったのであれば、個人的には「能」の
件を切ればよかったのでは?とも…。
これは、ドラマにしてじっくりと見せてほしかった。
父親は何故犯罪を犯したのか?
村長(古田新太)と弟(中村獅童)の確執
母(大橋ふみ)と長男(古田新太)の確執
丸岡(杉本哲太)と母(西田尚美)の関係
などなど
色々疑問が残る作品でした。
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称賛すべきは横浜流星です。
同年代の俳優陣は、彼の演技を見て思うところが
ありそうです。ないのではあれば終わってそうです。
本作でのどん底の生活をしている時の彼と
上向きになっていく時の彼、完全に上昇した彼
見事に演じ分けられていて素晴らしかったです。
あの猫背、やつれた表情、濁った光のない瞳
メイクの力もあるでしょうが、あれを見たら
ぜひ最悪なサイコパスな役を演じていただきたい🤣
綺麗でかっこいい役だけをこなさないところは好きです。
もっと汚れ役やクズな役もやってほしいです。
そして時々でいいので、キッラキラのイケメン役も(笑)
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