「能面…」ヴィレッジ ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
能面…
人生なんて一幕の夢、的なことで能なんですかね。冒頭の薪能と火事を重ねる以上に上手くは使えていなかったような気がしますが。
ストーリーは、まぁそんな感じかな、ってところですが、いつの間にか取り込まれ体制の一部にされて片棒を担がされて、ミイラ取りがミイラとか同じ穴の狢感がスゴいね…
しかしそれにしても、「何故この村から出て行けないのか」についての説明ってありましたっけ?そこが一番腹落ちしなかった…
村の上に産廃処理場がそびえ立っている絵面の異様さは特に印象的。
しかし能面が光の変化とかで表情を感じさせるのはスゴいね。怖かった…
それにしても、今の日本はこの村そのものだ。ラストのように誰もいなくなる前にさっさと出て行きたいもんだ…
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