「ゴミ処理場を建設した村の物語」ヴィレッジ 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴミ処理場を建設した村の物語
正しくないが必要な事。
正しいが利益にならない事。
生きる為にするべき事。
東京にあって、
村に無い事、
その反対。
そして、
人を愛する事。
全てを虚実ないまぜにして、
ストーリーを回すなら、
数回のドラマレベルの、
長いシナリオに加えて、
産廃の根深い問題に、
言及するなら、
難解な作品になってしまう。
残念ながら、
上記を明確に色分け、
線引きしないと、
120分で語るには内容が濃過ぎる。
その為か、
起承転までで結が無い。
優、美咲、透が、
この複雑な世界観を背負えてるのは素晴らしい。
能も、もっと見たかった。
ゴミ処理場を題材にして、
その陰鬱さを、
能に昇華しようとしてる事や、
祭りのシーンは圧巻。
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