「世の中、必要なもんだけで回ってるわけじゃねぇ。」ヴィレッジ Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
世の中、必要なもんだけで回ってるわけじゃねぇ。
周囲に流されてしまう弱さ
支えてくれる人に応えようとする責任感
トオルを殴らずに耐えた強さ
親と同じ過ちを犯してしまう愚かさ
主人公は、そんな人間のいろんな面を凝縮させた存在のように描かれていた気がします。
横浜流星が上手に体現していました。
やっぱり支えるのは彼のことを共感できる存在なのかー。
トオル役の方は、ああいう役回りが多く気の毒。
最後の「お前はごみ」っていうセリフのために、ごみ処理場が舞台だったのかー。
なんて感想をもちながら、あの村での出来事はいろんな場所•組織を象徴しているような気がして、入り込んでしまったせいか、気がつくと2時間という感じでした。
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