「時代が、、」ヴィレッジ moonchildさんの映画レビュー(感想・評価)
時代が、、
時代設定が昭和かと思うような、人々の行動パターン。
スマホがキーアイテムの1つなのが、唯一令和だと思わされる。
ヤバいものを埋めるなら、もっと深く穴掘って埋めて欲しかったな。
PRに成功したとしても、あの観光客の多さは不自然。
母親の闇も表現が軽い。
なんだかどこのシーンをとっても、軽さが目立つのに、俳優陣が素晴らしく特に流星君が良かったので、仕上がりが残念に思えてくる。
そしてエンドロールの後のシーンについて、必要だったのかという点で後味が悪い。
流星君の顔演技で終わっておけば良かった気がしますが、、。
失礼します
上映時間が長く、堪えきれない尿意に負け、エンドロール中にダッシュしたのですが何故だか勘が働きスクリーンに戻ったところ、あのシーンが始まりました(恥
色々と空想(事故で頭を打ち(あれも又雑でしたが(苦笑)、それにより性格に劇的変化を起こした弟が、オープニングの構図の逆で村から出て行くという作劇としてのシンメトリック)を巡らせたのですが、単純に弟がヒーローに成り代わるという希望、そして映画全体のテーマへの"救い"を表現したかったのでしょうか 昔の角川映画ならば奈落に堕としてくれたんですけどねw 令和では救いのない作劇は禁じ手ルールになっているのかもしれません 勿論、勝手な想像です ただ、姉は出ていった先も地獄だったから戻ってきた事を鑑みるに、出るのか留まるのか、どっちやねんって事を矛盾として捉えてしまうのは近視眼的なのでしょうね、私は・・・ あの弟のADHD的演出を基にすれば、どこに言っても地獄なのか、それとも潔癖的正義感故のもうひと転がりするドラマが待っているのか、観客にボーナスネタを提供なのかもしれません ツッコミどころ満載とは、私は使いたくない表現ですが(映画ならではの味だと私は理解)、緻密な構成をベースに捉えない現代作品は、そのものが"現代芸術"としての位置づけであろうと推測します
長文、駄文、お目汚しして大変失礼いたしました
コメントありがとうございます。
正義感の強い弟君は、姉が透の最期を仕留めた事を思い出し、憧れのヒーローだった優君に嘘をつく事を強要され、絶望から村を出て行ったのだと思いますが、
村を出ていく彼のシーンで村に未来のある救いのある終わり方になったわけでもなく、ただ事実を述べただけのシーンなら要らないのではないのかな、と思いました。