「非道…」我々の父親 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
非道…
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両親と違い金髪で青い目でいる自分に違和感を覚え、DNA検査をしてからわかる、自分に異母兄弟がいること。。しかも、次第にその人数は増えていき、中には両親すら自分たちの子と思っていたが違ったという事実が出てくる。全てはクライン医師一人の仕業で病院の共同経営者や看護師すら知らず、何十年と繰り返し行われていた、患者が未承諾の不妊治療という名の下の「合法」レイプ。同僚夫婦にまで行っていたラストの双子の衝撃の事実。戦慄が走るとはこのことで、しかも司法に嘘をついたという罰が下るのみで、彼に実刑は下りていない。つまり、司法は合法と認めており、完全なる司法の抜け道だ。人々の悩みを解決したかに見え、思われ、感謝されていた姿の裏はモンスターであり、優性遺伝を信奉するカルト教団との関わりは分からないが、自分を神とでも勘違いしているのだろう。司法は中々取り合わなかったが、マスコミが小さな声を取り上げて、真実を明るみに出すことに成功したが、そんな医師たちが他にも沢山いる事実と彼らに厳罰が下らないのが何ともモヤモヤしてしまった。
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