銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第二章のレビュー・感想・評価
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タイトルのつけ方でかなり損してる
タイトルだけではシリーズの何作目かまったくわからない
なぜこんな風にしたのか理解に苦しむ
策謀とか激突とかはサブタイトルとして残して
その前にノイエテーゼpart4 策謀 1章
とかにすればこれから見る人含めて混乱しにくいでしょうし、、
百鬼繚乱を観る回
田中芳樹濃い目の回
アクションなしって凄いな。しかも策謀交錯で退屈してる暇もない。ポプランとシェーンコップの逸話や、ヤンのトホホな生活が良い癒やしでした。前回とセットの回の意味合いが濃いけども、満足満腹。
それにしてもコロナ禍が業界に与えているダメージは、我々が思うよりも遥かに大きいのでしょうね。良くある「作画崩壊」とは違う切実な何かを感じました。前回なんかは特にそうなんでしょうなぁ。そんな時にひょっこり出てくる楽隠居な麻宮騎亜氏の「待たせたな」感は、時代の人間として嬉しい限り。前回は影響デカ過ぎて作画自体も「麻宮騎亜顔」になっていましたけども笑
ともかくここからが田中芳樹濃度爆上がりなので、最後まで駆け抜けて頂きたい所存でございます。
「メルカッツ提督好き」
泣いたな、、銀河英雄伝説め二回目だな
三国志みたいであるが
30年前ぐらいに小説を全巻読破しました。その後、最初のテレビ版をたぶんリアルタイムでチラ見。そして、今Amazonさんで星乱と激突を鑑賞。策謀は第一章観ずに、今回第二章を劇場で鑑賞しました。小説の記憶があるので二章から観ても違和感なく楽しめました。
小説の時から感じていましたが、遥か未来の話、スペースオペラなのだけれど、三国志とか水滸伝みたいなChinaの歴史ものを読んでいるような感覚があります。ラインハル艦隊2万隻が曹操軍兵力2万とかと重なります。この一つの要因は、劇中で艦船の諸元、性能、武器の解説などが紹介されず、兵器の性能が戦いの結果に影響する視点がないからのように思えます。
宇宙を舞台にしたSFですが、そこがヤマトやGUNDAMと違う点です。ヤマトもGUNDAMも
銀英伝もどれも素晴らしい作品ですが、銀英伝は人物の背景が丁寧に描かれていて、登場人物に感情移入できるところが優れていると思います。キルヒアイスが死んでなければと物語の最後まで思ってしまいます。オーベルシュタインをラインハルトが助けていなければ、ifの銀英伝を想像してしまうのです。
水星の魔女・スレッタが人気の様ですが、
前回の第1章に続き本作を鑑賞。話中に戦闘シーンがない、終始人間ドラマ展開の章となりました。個人的にはこう云うシッカリと足元を描く作品は好きなのですが、如何せん風呂敷が広すぎてコレをやると「そう云うのドーでもいいからバトルやれ」と仰る方々には非常に退屈な内容だった事でしょう。
この銀河帝国と自由同盟国の関係は、モロに社会共産独裁政権と自由民主資本主義の構造であり、リアルな今の東西両国のソレと非常によく似ていてタイムリーな内容かと思われます。ただ本作でも語られている通り、何が悪で何が善なのか、リアルな政治や世界情勢はフィクション作品で描かれる『勧善懲悪』ではあり得ない事が、この作品の見所でもあるでしょう。
もっとも今の世界情勢は、随分と勧善懲悪な物語然とした空気感を覚えますが‥‥w
絶対君主として相応しい立派な人柄の『聖人的独裁者』か、選挙で選ばれたとは言え常に保身・名誉・権力&守銭奴拝金主義な『腹黒的政治家』の、ドッチが善でドッチが悪か。コレは永遠のテーマでしょうね。
今作も、前回同様キャラの区別にイササカ難儀してしまいつつ鑑賞していましたが、ユリアンが若干16歳と云うのには少々難があるかと思われます。高校1年生ってワリとガキんちょっぽいのでw
それとも今の高校生はだいぶ大人なんでしょうか?
ただソレを言ったらヤンだってまだだいぶ若いのに将軍職。まァそこら辺はガンダムのアムロ宜しく対象視聴者に感情移入させる上で重要な設定なのでしょう。艦隊の莫大な艦数同様、大目に見るべきでしょうか。
複雑で綺麗事の通用しない人間社会でのキャラの葛藤と、そこから切り開かれていく物語の展開がとても魅力的で、後は艦隊戦の見せ場があれば云う事なしなのですが‥‥ それは来週までのお預けと云うことで続きが楽しみです。
さて奇妙な表題の件ですが、今期放映中のガンダム作品とこの作品は全くの背中合わせの作品で、アチラが好きな人はこの作品があまりお好みではなく、自分の様な趣味趣向者はその逆、なんだろな、と思いました。そんな事ないのかな?
ファンタジーにリアルを求めるのは無粋かもですが、ファンタジーの中のリアルがキチンと表現されないと作品としての足腰が貧弱で、ご都合主義・予定調和と言った駄作な仕上がりになりかねないと思うのです。何せ登場人物はドチラも人間ですし、人間社会が舞台ですし。
今回はザ・政治と陰謀です。何の戦闘もありません。
そういえばノイエで一切の戦闘の無い映画ってこれが初めてかも。いや最初で最後になるのかな?
正直本作は何のアクションも無いし単に出演者が喋っているだけのトークショーの様な映画なのだが…
あっと言うまに見終わってしまった。
旧作もビデオで見ているが、穏やかな話の中で何度も話に引き込まれた。本作はもっと作り方が良い。特に皇帝亡命から同盟内の混乱を分かりやすく表現しているのは好感が持てる。
今の世の中でも通用する参考になる台詞も多い。
それだけに共感できる、或いは難しい問題など考えさせられる事が色々盛り込まれている。
ただ前作の様に前回までのおさらいは無いので
初見の人には分かりにくいかも知れないな。
見て面白いかと言うと微妙。今までの流れを知っているから良くわかるけど知らない人にはどうなんだろう。予習した方が楽しめるかな。
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