「Do you believe in your LOVE after 10 years' solitaire」プアン 友だちと呼ばせて bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
Do you believe in your LOVE after 10 years' solitaire
個人的には久々のタイ映画でしたが、製作総指揮はウォン・カーウァイと言い事で泰中合作感あり。と言うか、ウォン・カーウァイ色は感じました。
タイ滞在歴4年のbloodです。たった4年しか居なかったワタクシでも、ロケーションが分かると言う親切さw
いきなりの脱線です。
タイは政府を上げて映画撮影を誘致していました。と言うか、今もしてるかも知れませんが。平山監督・竹野内豊主演の映画が、bloodのタイ在住中に撮影されたりしました。
でですよ。
ちょっと驚いたのがですね。パタヤの南側の、無茶苦茶綺麗なビーチが、タイのアーミーのキャンプになってるんですが、この広大なキャンプの敷地を映画撮影に貸してくれるんです。巨大なセットの設営OK、撮影のために民間人が立ち入る事ももちろんOK。軍事機密はないのか?って言いたくなるw
この映画のラストのビーチのバーは、そのアーミービーチのうちの一つで、一般の海水浴客に開放されている場所です。その後、BMW E24のクーペが走り去るシーンはコラートじゃないかと。
ちなみに、パタヤのアーミービーチは日本のCMの撮影地にもなっていて、長澤まさみさんが某飲料メーカーのキャラクターだった時期、パタヤのレストランでの目撃情報がチラホラでした。
脱線終わり。
物語りの方は、元カノを訪ねて回る、男2人のロードムービーにございます。短期間に3人ですよ。全員NY滞在中ですって。それだけじゃなくって、更にプラス1 ですよ。お盛んだねー、って言うのは昭和世代の感覚でしょうか。
なんだかんだと言いたくなるし、お前はどんだけ性悪なんや?と毒付きたくもなるけれど、終わり良ければ全て良し、って事で。
良かった。
割と。