「癒やされたい」唄う六人の女 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
癒やされたい
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土地を売却した数百万円のお札が燃やされたときはショックだったけど、謎が徐々に解き明かされていく様子によって救われた。サスペンススリラーだとばかり思って見入ってしまったし、『もののけ姫』のような世界観に没入してった。
さすがに虫の入ったスープは食べたくないけど、主人公の萱島(竹野内豊)とともに慣れていってしまう・・・父親が何を追い求めていたのかを探る萱島の姿。フクロウの写った写真や活断層の写真。よくある展開で考えると、徳川埋蔵金探しなんだろうけど、かなり社会派の展開だったのには驚きを隠せない。
核廃棄物質から自然を守るという使命の伝承。それならば大人になった頃に直接伝えればいいのではないか?となれば、宇和島(山田孝之)が活断層を発見した父を殺したという疑念をもっと深掘りして欲しいかなぁ。
そして六人の女がそれぞれフクロウの化身だったとして、6人それぞれの特徴が中途半端だったかもしれません。六人で一匹のフクロウだとすれば納得もいくのですが・・・それでも緑の衣装に包まれた六人が雨に打たれる光景は印象に残る。
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トミーさんのコメント
2025年4月9日
共感ありがとうございます。
虫スープの味は?美味しければ飲むかもしれませんが、虫を噛み砕くのは・・テキーラに入っていた小さなイモムシもちょっと噛めなかったです。
卵を割られたのは救けてくれたフクロウの子だったんですかね?