「予想外のテーマだった」唄う六人の女 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
予想外のテーマだった
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何というか,とても独特なストーリーだった。
ずっと何がテーマかわからず、この不思議な女たちはなんなんだろう。それぞれに刺す,濡れる,撒き散らす、牙を向く,見つめる、包み込むとテーマがある。何がしたいのだろうと思いながら観ていた。映画が進むにつれて,自然の象徴のような女達だと気づく。
そして,2人の男。こちらも最初は同じように逃げようと反応するが、この世界の意味に気がつき使命感を持つ男と、真逆のゲス野郎に分かれていく。残念なのは森を守ろうとする竹之内がやられてしまうことだ。その意思は彼女によって引き継がれるけれど,ちょっと残念だった。
それにしても、山田孝之のゲスっぷりは最高だった。
そして,水川あさみの美しさも際立っていた。
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