「なかなか良い」唄う六人の女 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
なかなか良い
サスペンススリラーというよりも、ダークファンタジーといった色合いの作品。
そういった意味では、何となくミッドサマーのような雰囲気もある。
森の妖精の化身たる六人の女性と南丹山中の奥深い森の神秘的な映像展開がいい。
また、タイトルと対照的に一言も発しない女性たちのキャラクター設定も良かったと思う。
特に「見つめる女」桃果のキラキラした目が印象的。
山田孝之は相変わらずの安定感。ヒール役をやった時は尚一層味が出る。
竹野内豊はこういうショボい善人役は板に付いてる。
ところどころ、意味不明なカットもあるがあくまでもファンタジーと考えれば、それも納得。
それにしても、はじめしゃちょーはどういう経緯で本作に関わったのかな?
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