「六人の森ガール」唄う六人の女 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
六人の森ガール
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言いたいことは分かるのだけど、中身がとっ散らかってる印象。
サスペンスやホラーの空気を醸しながら、時折覗くシュールギャグの雰囲気は必要なのか。
(観やすくなった、という意味ではアリだが、だったらコンパクトに纏めた方が…)
更にはアオイヤマダや服部樹咲のダンスに尺を取り、アート系の匂いまで加えてくる。
事故前のシーンを2回やったのも意味不明。
女たちの正体はなんとなく事故前から察してしまったのだが、これも腑に落ちない。
エンドロールでネタばらしがあるものの、何故それらだったのかが不明。
動植物には詳しくないが、あまりその“元”を想起させる動きが出てこなかったようにも思う。
(例えば『見つめる女』に特徴的に首を傾げさせるとか、やりようはあったのでは)
一応PG12の割に、強姦や殺人はカット、小動物を頬張るシーンも影が強く全然見えない。
物語上で必要とは言わないが、このテーマならそういう“エグみ”はしっかり表現すべきじゃないかな。
とはいえ、あの雰囲気からあのテーマへと自然に繋げてくるのは新鮮でした。
台詞ナシで表現した女優陣と、クズになりきった山田孝之には拍手。
ただ、竹野内さん(絶命前の演技は圧巻です)の滑舌や、父親役の棒読み感は気になった。
契約書が業者に渡らなかったから譲渡されないってのは分かるけど、配偶者でもないかすみが住んでるのは疑問。
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ゆきさんのコメント
2023年11月3日
こんばんは。
かすみの件もそうですが、私は萱島の胸毛(あ〜ゆう毛の事、神様の毛って言いません?w)が何でかわかりませんでした(°▽°)
そして、お付けになったタイトル笑 uzさんやっぱりセンス良いですね♪