「セミはインパクト大」唄う六人の女 くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
セミはインパクト大
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不気味さと滑稽さが相まって、それに美しさが加わって
前半は面白かった。
水の中のシーンが幻想的。
幻覚のなかに昔の記憶がフラッシュバックして、だんだんと父親の真実を知る。
山田孝之怖すぎ。
自分がどんな状況に置かれているのもわからないのに
目先の欲望に正直だ。
後半はちょっと気持ちが失速。
最後、岩につっこんだ時点で死んでしまったようにも思える。
その後は幻覚。
いや、事故に遭った時点で幻覚だったのかも。
自分の母親は父を理解出来ず去ってしまったが、
若い彼女は竹野内を信じて、山を守るため戻ったと言うこと?
回りの人間が土地を売ってしまって、ほとんど誰もいない村に子どもとふたり。
現実的ではなくて、全部幻想のようにも思える。
全体に映像は美しいが、落石が作り物っぽくて残念。
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