「官能的ビジュアルホラー」唄う六人の女 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
官能的ビジュアルホラー
予告を裏切らない不気味さ。最高です。
ストーリーはあってないようなものだし、結局何が言いたいのかは全く分からないけど、ビジュアルと音楽と雰囲気に大ハマり。かなり癖の強い薬物系映画なので、好き嫌い相当別れそうだけど、個人的にはめっちゃ刺さりました。
大した出来事が起こるわけでも無ければ、強いメッセージがあるわけでもない。それなのに、役者たちが構築する世界観にどんどん漬かってしまい、あっという間にエンドロール。気持ち悪くて不潔な山田孝之と、渋くてイケボな竹野内豊。もうこの時点でたまらなくアガるのに、色気が半端じゃない水川あさみやアオイヤマダ、とんでもなく可愛い桃果と武田玲奈が森の中を彩り、パーフェクトなビジュアル映画の完成。何を持って〈唄う〉なのかは分からないが、間違いなく六人の女が最高でした。
支離滅裂であることは置いといて、結構鳥肌立つくらいホラー要素強めな本作。それも音で驚かせるようなジャンプスケアでは無いため、かなり好印象。映像で楽しむことに特化した作品。役者の演技がうますぎて、目に手を当てたくなることも少々。なんと説明したらいいんだろう。ストーリーは大したことないのに、すごく好きなんだよね、この映画。
多くを語れるような作品では無いけど、個人的にはハマっちゃいました。まあ、単純に絵が〜というだけなので、内容は酷いと言っていいかと。蜷川実花の映画がお好きな方はハマるかも。キャストのファンの方も気になったら、ぜひ。エンドロールにはまさかの人物の名前も。
おはようございます。
仰る通りで支離滅裂なんだけど、役者の芝居と演出が好みでした。
そして、私も!!記憶が正しければ2箇所にあの方の名がありました。ビックリでしたw