劇場公開日 2022年11月3日

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「“Dating Amber”がエディに与えたのは「勇気」。誰だって本当の自分を見せる、新たな一歩の踏み出すのは怖いもの…少しビターでキュートな男女の友情+少年の成長映画の佳作。」恋人はアンバー もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0“Dating Amber”がエディに与えたのは「勇気」。誰だって本当の自分を見せる、新たな一歩の踏み出すのは怖いもの…少しビターでキュートな男女の友情+少年の成長映画の佳作。

2023年1月8日
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鑑賞方法:映画館

①ヘテロセクシャルがマジョリティーである社会では男女のペアであれば大概恋人になる又は夫婦になる話がお決まりであるが、逆に言えばホモセクシャルであるこたをカモフラージュする為にエディとアンバーの様な擬似カップルも存在していた筈である(殆どの場合はどちらかが隠して結婚するパターンだろうけど)。
そのテーマをこうしてメジャーな映画に出来るようになったのは、やっと多様性を許容出来る社会になってきたからだろうから、それは歓迎すべきことだと思う。
(どんな社会集団だろうと、この映画のエディやアンバーのクラスメート達と同じく、男と女とはくっつくのが当たり前と思い込んでいたり、あまつさえ無理矢理くっつけようという輩がいるが、私も大学や会社でもそういうお節介な輩がいて辟易したものだ。)
②エディとアンバーとはあるレベルで利害が一致して擬似カップルになる約束をする。最初は恋人ごっこが楽しく二人は友情を深めていく。
しかし元々二人の動機は異なっていて、やがて恋人ごっこは破綻する。
アンバーは父親が自殺し母親とトレーラーハウスで二人暮らしの女の子。気が強くて前向きで独立心が強い。
自分のトレーラーハウスを、やりたい盛りの同級生達にラブホ代わりに使わせて小遣い稼ぎをして都会へ出ていく資金を貯めている。
高校生がそんなバイトをして誰かがチクらないかと心配になるが、戸外(草むらとか)でしたくない女の子がいる限りみんな共同戦線を張っていて続けられる商売のようだ。
アンバーはレズビアンであることを恥ずかしいとは思っていない。でも同級生にことあるごとに「レズ」と呼ばれたりイジワルされることに辟易している。それを避ける為、卒業する(この町から出られるまで)までエディと恋人のふりをすることにする。
一方、エディは

もーさん