アザー・ミュージックのレビュー・感想・評価
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NYCの有名レコード店のドキュメンタリー。2016年に閉店してしま...
NYCの有名レコード店のドキュメンタリー。2016年に閉店してしまいましたが。
音楽愛に溢れた店員さんやお客さんたち、まるで渋谷や御茶ノ水あたりのような感覚になり。
あらためて、東京の音楽店舗事情の凄さがわかり。
ガラパゴス的というか、まだレコードやCDのお店が結構あって。
世界各地からファンが来るのが、納得できました。
近くのそういうお店が、維持でき繫栄できるよう、大切にしたくなります。
時代の波の残酷さ
レコードショップ OTHER MUSICの話は昔から時々耳にはしていた。
もちろん行ったことはない。
自分が昔足繁く通ったレコードショップが時代の移り変わりで、
ひとつ、またひとつと閉店していくことに、仕方がないと思いつつも、とても寂しい気持ちになる。
OTHER MUSICに通う客たちもきっと同じような気持ちなんだろうなと、勝手に共感しながら観た。
雑誌でアーティスを知り、その音を聞きたくてレコードショップへ通い、
テレビ番組の放送を待ち侘びる...そんな不便な日々をとても愛おしく思う。
今はインターネットでいつでもどこでもすぐに聞きたい音楽を聴ける。
栄枯盛衰は仕方がないなとは思う。
けれど、自分たちが若い頃、今では考えられないような不便な方法で、
音楽を渇望し、足を運んでお気に入りに出会に行くという素敵な思い出を、
OTHER MUSICファンだけでなく、すべてのレコードショップファンの胸に呼び起こしてくれた映画だったと思う。
最後、彼らのオンラインインタビューは個人的には要らなかったかな...とは思うけれど。
レコード店の扉の向こうは・・ミュージックの深さ!闇!
凄い!凄まじい!
ミュージシャン、アーティストが狂気、異端なら
レコードショップ、店主、店員も
同様に、半端ない!
クリエイターが産まれ、育つ世界は・・・
を、体験できるドキュメンタリー。
最高です😂
号泣。
観ながら、子供の頃・十代の頃好きだったレコード屋さんの思い出が走馬灯のように浮かんでは消え、ずっと号泣しっぱなし。誰か金持ちの人、ホント頼むから、日本のレコード屋さんもこれ以上減ってカルチャー廃れないように救ってほしいです。
なんでCD買うのかって、これだから買うんだよ!これ観ろよ!って声を大にして言ってやりたいよなぁ。
どっちみち自分の好きなもの全てがサブスクにあるわけじゃないしね。今あるとこも何とか持ちこたえてほしい。じゃなきゃ本当に困るわ。
ニューヨークのレコード店の20年に渡る盛衰記
中学生の頃からレコード店で膨大な時間を過ごしてきた人間として目頭が熱くなるような映画でした。
音楽オタクの二人の創業者とそこに集まった音楽オタクの店員、中にはミュージシャンの卵とも言える店員たちもちらほら。ここでライヴを行なった多くのミュージシャンたちも登場。そして音楽が大好きなたくさんの客、客、客。彼らにとってここで過ごした時間は濃密なものだったにちがいない。店内のスピーカーから流れる音楽を聴きながら、お気に入りのレコードやCDを選び、店頭や店員たちから情報を得、また情報を交換する。客同士の触れ合いもあったろう。
これからはこうした時間は大して必要とされないのだろうか(そんなはずはないだろう)。ネットで音楽を聴き、音楽を買う。物体(レコードやCD)としての音楽は消滅してしまうのか。
このレコード店は2000年頃にピーク(店にはいつも多くの客が押し寄せ、とんでもない売上を記録したという)を迎え、それがあっという間に存亡の危機へ。そして2016年には閉店。時代の波とは言え何ともやるせない気持ちになる。こういう時代が来てしまったのだということを強く実感した。
一方で閉店を迎え、このレコード店に集まった人たちの熱い思いを知ることで、僕は音楽の力と素晴らしさを再確認することができた。
思い出した
ことは、大学の経済学部に席を置きながら入り浸りでバイトに明け暮れた日々だった。勿論バイトは音楽ソフトの仕入販売だったけど、個人商店でもなく大型チェーンでもなく地域に馴染んだショップで働いて居たってことを。そこの売上の基礎はビートルズとブルースだったけど、割と好き勝手させて貰えてクラブミュージックやアヴァロンギャルドミュージックを面だしピックアップできたってことだった。あぁ、あの時はやたら画用紙を切り刻みコメントカード書きまくってたなぁ。ってね。音楽との付き合い方はフォーマットでは変わんないけど、売り手と買い手の交流で変わるってのは実感あるわ◎個人的にはアンチコンソーシアムのビーンズがここ出身だったてことき驚いたし高校のパイセン竹村さんが、ライブやってた姿にビビったわw♪#🎶
レコード店の繁栄と衰退を上手にそしておしゃれに表現している
おそらくこの映画は、私の好きな映画TOP5に入るだろう。
ドキュメンタリーで全く作られた感がない。(ドキュメンタリーといいつつ、制作者側が出演者に指示を出しているのが見える作品が多いよね)
この制作者たちは信頼できる。
ニューヨーク史に残る伝説のレコード店の繁栄と衰退が非常にわかりやすく表現されている。
そして、紹介するアーティスト、BGMがどタイプすぎてたまらん。
この映画を観るとどれだけ自分の音楽の知識が浅いかが浮き彫りになり恥ずかしいが、今から勉強するいいきっかけになる映画。
今は日本でもレコード人気が再燃しているため、もう少しこのお店が残ってくれてたら、どうなっていただろうか?と考えさせられた。
この映画のDVDかBlu-rayは絶対に買うと決めた。
惜しい店を失くした
ロボットのレコメンドまじ当てにならんしiTun◯sで推しのアルバム買ったら最推しの曲だけ音飛んでるしインディーズの頃の曲扱ってないし人にこの曲何って聴きたいけどぶっちゃけ面倒臭い関係クッソ嫌店員はおらぬかという私に最適な場所だったろうに
音楽好き大集合‼︎
NYのマンハッタンはイーストビレッジ‼︎
1995年にオープンし2016年に閉店した伝説のレコードショップ「アザー・ミュージック」の21年間の歴史をたどるドキュメンタリー。
音楽好きな二人のオーナーに、音楽好きなスタッフ、そして世界中から音楽好きが集った。
自分のようにレコード店で膨大な時間を過ごしてきた人間にはたまらん作品。ホント人種や国境を軽々と飛び越えるグローバルな喜び。
ちなみにコーネリアスのFANTASMAが歴代の売り上げの20位にランキングされていた。妙に嬉しかった🤗
映画を観るまでこのレコード店の存在すら知らなかったことに少なからず...
映画を観るまでこのレコード店の存在すら知らなかったことに少なからずショックを受けた。一度は訪れてみたかったです。それくらい魅力のあるレコード店。創業者の2人はもとより、店員さんが皆個性あって魅力的。もちろん音楽の知識も凄い。お客さんとのやりとりは見ていて楽しい。知ってるアーティスト名はほとんど出てこなかったけど、ここの店員さんに薦められたら迷わず買っただろう。
新たな音楽との出会いをお手伝い
サンセット大通りのタワレコを彷彿とさせる。ニューヨークなのでやっぱり何か趣が違う 店主始め店員さんも音楽に関しては実にプロフェッショナル ここに来なければ一生聴かないだろう音楽 しかもジャンル分けの細いことに驚き 向かいのタワレコとはニッチな取扱で全て手書き!昔の繁盛ぶりもすごい しかしネットと911で事態は一変 ストリーミングが主流に 最近はまたレコードが人気らしいですけど…そのうちAIが作曲した音楽をAIのお勧めで聴くなんてなことになるんだろうけど、詳しい人からオリジナルな面白い意見を聞きたいというのは変わらない気がする 閉店後はあんなにプロフェッショナルな方々なのに何をされているんでしょう なんか勿体ない
素敵な体験
ニューヨークに行った時、グラウンドゼロ近くに行った時知っていれば立ち寄りたかった。
スマホとかTwitterとかなかったからそのころは知るよしもなく、、
店主の2人はオタクだろうけどかなりまともな人、バイトの人らはかなりユニーク。このバイトたちの中にはこの店の後、どこでどんな仕事するのかポジティブにもネガティヴにも気になる人もいる。
素敵なお店でみんな売り込みに来る人も買う人も素敵な音楽体験をしている。
Amazonで買うのは簡単だけど、気に入りの素敵なこだわりの店を見つけて買うのがよろしいなと改めて思った。
このお店もオンラインもやってしっかりアップデートされていたけど、やはりディスクやレコードで音楽を聴く人が少なくなったのかサブスクのせいかな、と思ったり。
上映していたミニシアターは、他の作品はサービスデーでも空いてることがおおいけど、この作品は若い人がたくさんたくさん見にきていて、おおっと思った。
個人商店を支援しよう
10代の頃にこんなお店が近くにあったら通っただろうな
いろんな人の熱い思いに何度も目頭が熱くなる
今はネットで検索すれば大抵の情報は得られるし、大抵のものは通販出来るし、サブスクで世界中のいろんな音楽を聴くことが出来る
でも自分で店に足を運び、好きな音楽の棚に並んでいるものから探したり店員さんの手書きポップを参考にしたり、そうやってやっと出会った音楽は大切に永く聴く
本屋も映画館もそうだけど、そこで出会ったことも一緒に覚えていたりする
本編が終わった後にメッセージがある
「個人商店を支援してください」
この映画も映画館で映画を観るという文化をなくさないために、小さな映画館を支えるために、ぜひ映画館で見てほしい
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