劇場公開日 2022年7月29日

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「"cannibalism"」アドレノクロム 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5"cannibalism"

2022年11月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

萌える

タランティーノやロバート・ロドリゲス、ガイ・リッチーが存在しなかったらコノ映画は作られなかった筈、まだ居たこの類のフォロワーが、オリバー・ストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『野蛮なやつら/SAVAGES』みたいでトロマ映画の『悪魔の毒々サーファー』を思い出す、セクシー姉ちゃんだらけの割にオッパイを放り出すのは躊躇した演出にラス・メイヤーを見習え、童貞ノリなエロ描写に『スプリング・ブレイカーズ』や『ビーチ・バム まじめに不真面目』のハーモニー・コリンから勉強しろ、60年代のサイケな映画や70年代のロードムービーなどに憧れている感覚がダダ漏れでジョニー・デップ寄りなハンター・S・トンプソンやチャールズ・マンソン、ジム・モリソンの名が無駄に登場してTheDoorsモドキなバンドに音楽、戦争を軽い暴力的カルチャーとして描いたり、サーフィンやスケートボード、ドラッグやマリファナにセックスと全てがファッションとして、監督本人が主演まで担う図々しさに呆れてしまう!?

今時のセクシーでビッチなギャルがワンサカ登場する反面、主演の監督や悪役を含めた男優陣のダサい感じが拘ったであろう作品のLookを台無しにしている、得意げにトム・サイズモアやラリー・ビショップとか浅はかなキャスティングにどノーマルのHarley-Davidsonは何でも良いからチョッパーにしろよってなツッコミ所、字幕無しで観ても何ら問題無しな中身が空っぽな完成度。

万年 東一