バッドマン 史上最低のスーパーヒーローのレビュー・感想・評価
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こういう映画は大好きです
おもしろいですね。
こういうのがエンターテイメントですね。
終始笑ってみていられました。
心配ごとをふっとばすような楽しい作品です。
パロディですが、しっかりと話が組み立てられていて、見応えがあります。
しっかり作られたパロディで楽しめました。
コメディを作り続ける覚悟
毎度お馴染みのメンツを集めたフィリップ・ラショーの新作。
これまでの作品でも動物と子供の扱いにはどうかと思うし、あんなに簡単にパンツ脱げないだろ?とか気になる描写はあれども、話の作りがきっちりしているところは毎回感心してしまう。
(アクションシーンもなかなか頑張っている!)
最近、やたらと“伏線回収”にうるさい風潮があるけど、
そういうのにうるさい人は是非フィリップ・ラショーの映画を観てもらいたいと思う。
今作では、本家ハリウッドのヒーロームービーのパロディてんこ盛りだし、ハリウッドの象徴とも言えるトム・クルーズまで引っ張りだす(←許可とってるよね?)サービス精神に脱帽。
ノートルダム大聖堂のくだりは、ちょっと不謹慎かと思ったが、思わず笑ってしまった。
日本の喜劇の伝統はすっかり廃れたし、
ここまでコメディに特化して作品を作り続けている精神はあっぱれだし、是非これからもバカバカしく楽しい作品を作り続けて欲しい。
普通に面白いけど、DC・MCU好きならより楽しめる
売れない映画俳優が「バットマン」ならぬ「バッドマン」役に大抜擢されるも、撮影中、父親が怪我をしたと連絡を受け、バッドマンの衣装を着たままバッドモービルで向かう途中、事故で記憶喪失に――。という、いわゆる勘違いヒーローもの。
普通この手の作品では、他者にヒーローに勘違いされるor自分がヒーローだと勘違いした主人公が、自分が何者でもない事を知ってなお、ヒーローとして戦い偶然や運で勝利。自己実現を成す(成長する)。というテンプレートがあるんだけど、本作の主人公は一切精神的成長をしないのが新鮮だし面白かった。
今どき下ネタバリバリ&下らないギャグのつるべ打ちなのも、個人的には良かったし、「バッドマン」なのにMCUのツボを押さえたオマージュネタがこれでもかと入っていて、映画としても普通に面白いけど、ヒーロー映画好きならより楽しめると思う。
マージュ対象に対する経緯はきっちり払いつつ、独自のユーモアセンスを堂々と打ち出した一作
実写版『シティーハンター』(2019)に続いて、監督・製作・主演をこなしたフィリップ・ラショーによる、紛れもなきMCUに対する愛の結晶です。
ここまで猛烈なアピールを観ると、是非バッドマン役で本家に出演させて欲しい、と願わずにはいられません。
作中の『バッドマン』が明らかなパクり企画であることを強調しつつも、実はアクションや効果音はかなり入念に作られていて、単なるパロディー映画ではないことが分かります。ときおり見せるえげつないユーモアに、「さすがフランス人のユーモアセンスは違う…」と(ちょっと引きながら)感じていましたが、もともとラショーが作っていた作品が、『世界の果てまでヒャッハー!』(2016)とか、邦題からしてアレな感じですからねぇ…。ブレてないとは言えるかも。
ただ単なるキワモノ監督ではなく、フランスでは大ヒットを連発している実力者でもあるところがミソ。役者としてスクリーンで見せる姿からするとちょっと意外なんだけど。「バットマン」だけでなく色々なMCUの作品のオマージュがちりばめられているので、マーベルファンなら当然楽しめるけど、そこまでMCUに詳しくなくても作品自体を楽しむことはできる内容です。ただし下品なユーモアが頻発するところは注意。
今年イチ。 ファンタスティック!
ずっと観たかったが時間が合わず最終日にようやく観ることができたのだが超スーパー最低に滅茶苦茶面白かった。ポスターのビジュアルを見ればどんな映画か一発で分かるが想像した10倍下品で10倍アメコミハリウッドパクりまくりでトム・クルーズは実名で出て来るしこんなことして大丈夫か?と心配せざるを得ない99%パロディに支えられた大おバカ映画である。冷静に考えればこの映画がヒットすればDCもマーベルも「少しは権利料をよこせ」と言ってきて当然であろう。決してキワモノではなく劇中劇の映画メイキングものなのだが偉いのはマントの無い分動きやすいバッドマンの格闘アクションシーンが本家以上に良く出来ており主役が事故で記憶を失い自分がスーパーヒーローだと勘違いして転がっていくストーリー展開が素晴らしい。友人が新薬の治験モニターのバイトをしており何度も幻覚を見たりする・・本筋とは全く関係が無く寧ろ進行の足を引っ張るようなあまりにも下品でばかげた小ネタが散乱していてその徹底ぶりに監督・主演のフィリップ・ラショーに敬意を表さずにはおられない。ラストの伏線回収も見事でFinが出るとともに大拍手したくなる。
けっこうよかった
なんで女の子が緑の粉を被ったのか意味が分からなかったのだけど、少ししてハルクか!と思い、キャプテンアメリカ、アイアンマンなどもすごく雑なところが楽しい。一緒に見た妻はアメコミ映画を全く見ないので意味が分からず悔しがっていた。
敵がそれほどなんてこともない強盗犯なのもバランスがいい。
ある意味?!,こういうパロディタッチの作品に出来る訳…¿?
バッド.マン
フツーに面白い
あまり期待せずに観たが普通に面白かった。
腹がよじれるほど笑うとかそんなんじゃないけど、クスリ笑いがたくさんあって飽きずに観れる感じ。
ギャグのセンスが80年代くらいな感じで、笑える人は笑えるけど、人を選ぶだろう。
わりとドギツい下ネタが多いのでデートには向かなそう…。
パロディのオンパレードだけど全部は分からなかった。映画好きほど分かって面白いんだろう。
コメディだけどアクションに手を抜いてないのがいい。
この監督、真面目な大作も撮れそう。
なんかフランスで日本の漫画やアニメが人気なのが分かる気がする。世の中をナナメから見る視点を楽しんでるというか…。主流のものに対して、ガチで対抗するんじゃなく、サブカル的な視点でちゃちゃ入れて楽しむというか。
日本にある、真面目なものをちょっとバカにしてからかうのがオシャレみたいな文化って、表面的な礼儀が重視され過ぎてて、本音と建前が剥離してる社会の反映だと思う。
たぶんフランスも同じような感じで、重すぎる伝統と実際の感覚が剥離してる社会なんじゃないかなー、などと思った。
まさに先が読めない展開に面白さを感じたコメディ映画だ
近くの映画館で追加上映となり、早速観て来ました。
ひょんなことから主人公のセドリックが、自分がバッドマンであると勘違いし、強盗犯と戦う物語です。
この映画の完成度が高いと感じたのは、先の展開が読めない所です。展開が読めないので、次はどうなるんだ?という期待感と小ネタで笑いが絶えませんでした。発泡スチロール感も笑いのツボです。懐かしい音楽もかかっていました。
先日観たジュラシックワールド 新たなる支配者は、だいたい展開が読めてしまうので、面白さが半減しました。
「先の展開が読めない」ような工夫することは、映画を作る上で大事な事だと思います。
印象に残ったシーンは、ピエロとの戦闘シーンです。アレをアソコに使うとは!なかなか凝ってますね。
下ネタが多いですが、自分は許容範囲でした。ファミリー向けではないですけどね。
不満点は、上映館や上映回数が少ないことです。映画館もコロナや物価高で経営が大変でしょうが、今後もこういった映画が上映されることを願っています。
結論としては、笑いが絶えない会心作です。
ケルヒャーの吸引力を見よ
サイコーです!
コウモリなんか食っとらん!
こんなん絶対クソ映画だろうと思っていたのだけど、本サイトの評価はかなり高め。まぁ、あんまり見る映画もないし見てみよっかなという軽い気持ちで鑑賞。正直、ハマりはしなかったけど、少なくとも今年の「ザ・バットマン」よりは確実に良かったかなって笑 本家越えです。
ホント、バカバカしくて仕方ない。
好きな人はいるだろうけど、個人的にはこういう悪ノリが苦手。下ネタもたくさんあるし、大半は笑いは苦笑い。しょうもないと思いながらも笑えないのが、キツかったかな。比較対象として合ってるのか分からないけど、「おいしい給食」とかはその辺よく考えられているな〜って思っちゃった。投げられるボールの下をずっと空振りしている感じ。やるならフルスイングしてよ。
ストーリーに掴みどころがなくて、どゆこと?を狙っているのかもしれないけど、一度この空気感に乗れなかったらもう再乗車は出来ませんみたいな作りで、結構置いてけぼりになる。去年の同じ頃に公開された、「スーサイド・スクワッド」でもそう感じた。どうやら、外国のおふざけが性にあわないようです。
でも、笑えるところもあって。
本家のバットマンやらマーベルやらをまんまパクったり、それをぶち壊すような演出をしたり、知っている人向けだろうけど、そこに関してはめちゃくちゃ面白い。ポスターにもなっているあのシーンは、クソしょうもねぇと思いながらも笑っちゃいました笑 はい、笑ってくださいってシーンより、ちょこっとしたところで笑える。おじいちゃんのコウモリは面白かったな笑
予算が無いとか言っときながら、割とアクションはカッコイイし、ビジュアルにもこだわりがあるようだし、ふざけているようですべきところは全力でしていたから、好感は持てた。なんなら、もっとハチャメチャでくちゃくちゃにしてくれたら良かっただろうな〜。でも、カッコイイヒーローだけがみんなのヒーローじゃない!と本家に訴えかけるようなストーリーは凄くいいですね。
ラストの締め方は結構好き。
★3.5にしようか迷ったけど、全然印象に残らない映画だったので3.0で笑 どの客層を狙ってるか分からないけど、足首くらいマーベルやらDCやらのアメコミに浸かっている人にオススメかなと。しょうもな覚悟でご覧下さい笑
ネタと伏線、編集と録音
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