MEMORY メモリーのレビュー・感想・評価
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終わり良ければ全て良し👍
人身売買を許さない殺し屋が自身を雇った黒幕を潰していくが、そこに捜査を進めるFBIも絡んでいく。
絶対的な自信とスキルを持つがだんだんと記憶が薄れる自分との葛藤。
非道な人身売買から子供を守る側の想いと感情。
三つ巴のストーリーは衝撃的な結末へと向かっていくが、強い想いが起こしたラストがすごく良くて印象的でした。
一体どこまでが闇に関わっているのか分からないサスペンス感が強いストーリーですが、アルツハイマーという病気が絡んでいるせいで余計に緊張感が続き面白かったです。
一部「?」となる場面もありましたが、そういう事にしておこうと理解すれば妥協できる範囲。
リーアム兄さん
リーアムより
正義って何だろうな
殺し屋だけど、殺し屋なりのポリシーを持った主人公が、
アルツハイマー病により徐々に記憶を失っていきながらも、
人身売買の闇組織を壊滅させようというストーリー。
冒頭は登場人物が出てきてわ殺され、警察もFBIも闇組織もごちゃごちゃで
頭の整理がつかなかったが、徐々に話がつながっていった。
そして記憶を失い、殺し屋も徐々にミスが目立つも、
最後には大事な情報を隠した場所を思い出し、なぜだか信頼している、
FBIに情報を伝え、最期は・・・
この映画も誰が正義で、誰が悪なのか、立場によりこんなに見え方も
意識も変わるのか、といったもの。
アクションもそうだが、意外なヒューマンドラマで、なかなか面白かった。
ひさしぶりに007が観たくなった。
そこそこおもしろかったです
リーアム・ニーソン主演ということで期待していた本作。期待以上とは言いませんが、なかなか楽しませてくれました。
ストーリーは、アルツハイマーを患う殺し屋・アレックスが、依頼を受けて向かった先のターゲットが少女だったため、「子どもだけは守る」という自身の信念に基づき依頼を破棄するが、その結果自分自身が狙われてしまい、裏で暗躍する人身売買組織の存在を知ることになり対峙していくというもの。
とにかくリーアム兄さんの暴れっぷりが心地よいです。凄腕の殺し屋として、冒頭からいきなり魅せてくれます。その後もホテルのバーで男を軽く叩きのめしたり、警察が守るビルに単身乗り込んで激しい銃撃戦をしたりと、70歳とは思えないアクションで楽しませてくれます。そんなリーアム兄さんが一人で全てやりきってしまうというベタな展開と思わせておいて、それをうまく裏切るオチがなかなかおもしろかったです。そこへ繋げるための伏線もきちんと張っていたように感じます。
また、本作ではアルツハイマーを患う殺し屋という奇抜な設定が用意されていて、冒頭からその進行具合についてしっかり布石を打つ立ち上がりはなかなか上手いと感じました。その後も、仕事に関わる情報を忘れないように腕に書き込んだり、拳銃の組み立て時に部品を入れ忘れて目的を果たせなかったり、大事な証拠の隠し場所を忘れたりと、物語をおもしろくするギミックの一つになっていたと思います。
とはいえ、せっかくのアルツハイマー設定が、やや表面的な扱いに終わっていたのはもったいなかったです。自身の行動が思い出せずに焦るシーンが1箇所だけありましたが、そんなシーンがもっとあるとよかったです。単なるもの忘れではなく、自分さえも信じられないような苦しさや悲しさが描かれれば、さらに興味深い物語になったと思います。
他にも、セラの背負っている過去、メキシコ人への差別、格差社会、警察組織の腐敗、性的搾取など、さまざまな要素を取り込んだ脚本はなかなかおもしろかったですが、全体的に掘り下げは浅く感じました。一方で、登場人物は多くなり、話が少々複雑になった気がします。おかげで、序盤は顔と名前が結び付かず、若干置いてかれ気味でした。テーマを絞ってもう少しシンプルに描いてもよいのではないかと感じました。
主演はリーアム・ニーソンで、年齢を感じさせない彼らしい役どころで文句なし。脇を固めるのは、ガイ・ピアース、モニカ・ベルッチ、タジ・アトウォルらで、中でもモニカ・ベルッチは、こちらも年齢を感じさせない妖艶な魅力がありました。
もっと設定を活かせたはず
ストーリーは、信念を持つ人物が巨悪に立ち向かうといった比較的オーソドックスなもの。本作が普通の作品と異なる点は、巨悪に立ち向かう役回りとして殺し屋とFBI捜査官という立場が違う2人の人物が登場する点と、その殺し屋がアルツハイマー病を患っているという点だと思う。
タイトルから推察すると、「記憶障害の殺し屋」という設定が本作最大のウリだと思われる。しかし、この設定ならでは演出が少ないため、殺し屋の印象が「記憶障害」というよりも「余命わずかの腕利き」といった印象となってしまい、折角の設定が充分に活かされていないと感じた。
凝った演出が含まれるシーンもいくつかあり、つまらない作品というわけではない。しかし、いろいろ詰め込むよりも特殊な設定を掘り下げたほうがより観応えのある作品に仕上がったのではないだろうか。
悪い奴は殺してもいい。それが銃社会?
主人公アレックスはアルツハイマー病の殺し屋爺さん。そりゃ引退決意するよ、危なすぎるもん。で、最後の仕事に出掛けたら対象が少女と分かり、殺したく無いアレックスは契約を破棄する。すると他の奴に少女を殺されてしまう。許せないアレックスは少女の復讐をすべく黒幕を突き止めてやっつけようと行動しまくる。いやいや本当大変、ちょっとした忘れ物だらけだもん、思い出せなくて凹むよね〜。俺自身は役者の名前がしょっちゅう出てこなくてイラっとしてます。
そこに絡んでくるメキシコの警察とFBI、殺し屋のアレックスの話なんて信じないよね。だって自分の正義の為に人を殺しまくってんだもん。殺し屋って分かった時点で何で逮捕されなかったんだろう?結構登場人物も多く、バンバン死んでいきます。銃アクションもスッキリしていて楽しかった。最後はまさかが連続。何だか近い将来の自分を観てる気がしてとても楽しめました。
洋物・必殺仕掛け人
最近、上映されていた仕掛け人・梅安に重なるリーアム・ニーソン演じるアレックス。
年齢に応じた演技に痺れた。
007ゴールデンアイを手がけたマーティン・キャンベル監督による演出で窓ガラスからの射撃シーンや車に敵対する殺し屋を詰めて爆弾で爆殺する所は、ジェームス・ボンドを彷彿させニヤリとさせてもらった。
また最重要なUSBメモリーの隠し場所を元実家店舗の看板であったが、そのつづりberryからrを一文字抜いてberyとするひねりは素晴らしい。
berryはスラングで警察を意味するらしい。
正義を行うはずの警察が悪に加担し、証人のアレックスを殺そうとすることを皮肉っている。
それゆえ、アレックスは警察に正義はないと暗示し、最後を迎えたシーンは色々考えさせられる。
映画全体は1970〜1980年台のテイストで、埃っぽく粗っぽい雰囲気もあり、今のきれいな映画に飽きを感じている人にも向いているかと思います。
ボケていたのは、監督と脚本家
正直なところ、題名は大げさかと思います。
ニーソンさんのガンアクション
こんな殺し屋見たことない!
少しずつ分かるようになってくるタイプの映画。今週おすすめの一作。
今年156本目(合計807本目/今月(2023年5月度)13本目)。
※ 時間調整のために「サイコパス」を見てから向かったのですが、アニメ作品にレビュー需要はないと思うので飛ばします。
さてこちらの映画です。
アルツハイマー型認知症を患う主人公をすえたいわゆる「*し屋」タイプの映画です。これだけだとまぁ手を変え品を変えよくあるタイプの映画ですが、リアルアメリカがそうであるように、南米の国(南米はブラジルを除き、他の国はスペイン語圏)とのかかわりが一つのファクターで、その関係でスペイン語も登場します(スペイン語は<~~>の別字幕表記扱い。ここも配慮があります)。
いわゆる最初に「この人が犯人ですよ」という大筋を観客に見せたうえで、(当然、設定として知りえない)各登場人物がいかに追い詰めていくか…というタイプ(要は、Who,What型のタイプの映画)と言えます。このテイストを取るため(最初に「観客には」結論が提示されてしまうため)、理解の差はかなり上がります。ここは良かった点かなというところです。一方、南米の国(メキシコ?だったはず)の細かい都市名が結構多く出てくるので、そこの理解(一般的によく知られている都市ではなく、かなりマイナーな都市名が出る)がおいつかないと、結構前半厳しいかなというところです。
なお、もともと日本ではR15扱いですが、一部に性的表現に厳しいものがある(ただし、字幕が大半で、実際の行為はうまく避けられている)ほかは、大半は「首飛び表現」に抵触したのだろうというところです。
このようにあまり設定としてみないタイプの作品でありながら、観客目線では「この人が犯人ですよ」というのは最初の1分で提示されるため理解のしやすさの配慮はあり、ここは明確によかったです(逆に言えば、それが最初にわかるタイプの映画を嫌う向きもあるようですが…)。
採点に関しては、特に差し引く要素まで見出しにくいので(R15である点を了知しているのは当然の前提)、フルスコアにしています。
やや「首飛び表現」など厳しいかなと思える映画もありますが、同趣旨(いわゆるグロ系)のR15の範囲では緩めかな(ギリギリPG12のR15とも思える)ので、この「グロ系」がはじめてという方にも推せます(ただ、どこでも何でも首は飛びます)。
今週(5月2週)は妙に作品の数が多く本命対抗に迷うところですが、迷ったらおすすめの一作です。
リーアム兄さん 007カジノロワイヤル監督と融合!マンネリではないスピーディーなアクション【スリラー❓】ただ設定は疑問❓
リーアムさんと言えば
シンドラーのリスト チコっとスター・ウォーズ
除けば 殆ど 【銃🔫構えてる】イメージ
マークスマン 然り ファイナル・プラン 然り
とは言え 【ファイナル 超えて memory】だから70歳を機に潔く引き際と思いきや
劇場ポスター & 上映前の 予告編で【探偵マーロウ】❗️ちとズッコケた。
確かに シンドラーのリスト で遅咲き とは言え 頑張りすぎか?
とは言え、90歳のクリントイーストウッド 見てる身からすれば
リーアム兄さん、まだまだ現役❗️キレキレ【あくまでイーストウッド氏との比較】
話もメキシコ🇲🇽国境とテキサス州というから
誰だって【またかよ❗️マンネリ】と思うよ!
だがしかし、本作は おちゃらけボンドから人間臭い硬派の007ダニエル・クレイグ生み出した
オン年 78歳の マーティン・キャンベル監督
ただでは終わらさない
リーアム兄さんのマンネリではないスピーディーな アクション スリラー❓作品。
チト手の込んだストーリーが逆に飽きさせない
リーアム兄さん特有の 善人ぶりを
冒頭の病院で母親の前で殺戮 で帳消し と言うか ケジメをつけてて面白い
ただ、その信念が理解し難い難点はあるが【後述】
連邦警察とは違う【大部分の観客はここ気づいてないカモ🦆】FBI との関わりが魅せてくれる
リーアム兄さん独断場ではなくFBI ガイ・ピアーズ他の俳優がいい味出してる 昭和の捜査官❗️
リーアム兄さん、善良な民も手にかけるが❌頑固ジジイで一点だけは譲れない模様
あと、アルツハイマーのお兄さんとの絆が起点。
いずれにせよ、金持ちで高層ビルに🏢ふんぞりかえってる権力者がヤラレテ行くのは気持ち良い⭕️
【あくまで娯楽映画の中だけの感想なので誤解なきよう・・】
相変わらずメキシコ荒れてるなぁ的な感想。
【有料パンフあるある 買って‼️】
アメリカ🇺🇸は北部は【ヤンキー】南部は【ディキシー】テキサスだけ【テックス】。テキサスは地理的要件と歴史的経緯から銃🔫に寛容 テキサスは日本の2倍の面積に僅かに 東京の2倍の人口 しかし経済的にいうと総生産アメリカ第②位
まあ 人身売買➕国境の問題➕アルツハイマー認知症 と言う
水戸黄門的な【もうわかったよ❗️】的な先入観持ちがちであるが
監督の力か リーアム兄さん、ガイ・ピアーズ他の俳優の力か なかなか魅せてくれる面白い作品でした。
ただ、母親の前で手際よくヤるリーアム兄さん が なんで 最後に正義感に燃えるのか❓意味がわからない
まだまだ若輩者の初老のジジイでした。
現実感はあまりないが。。
殺し屋の老年、最後を描いている。リーアム・ニーソンも70歳を迎え、役柄にマッチした老年の感じが出ているし、殺し屋のアレックスはこの老年までよく生き延びている感じがする。
それもアルツハイマー病の兆候が見え、引退を決意するも、最後は単なるターゲットを殺めるという仕事ではなく、人身売買、児童売春の諸悪に対する正義感をもって最後の仕事を遂行する。
殺しをやるものは殺される運命にあるのか、穏やかな死は迎えられないようだ。リーアム・ニーソンの役柄の年齢的にも、アクションシーンでうならせるというよりは、誰でも訪れる死にどうやって向き合っていくかの悲哀と決意も織り交ぜてる。
さすがに70歳にもなると、動きは緩慢さは否めず、あれだけのスピード感は演出と思えるのでアクションシーンにはあまり現実感はない。やはり役柄とともに、アクションは引退というところだろうか。
年には勝てずとも‼️
全121件中、81~100件目を表示