「リーアムおじさんらしい作品」MEMORY メモリー bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
リーアムおじさんらしい作品
リーアム・ニーソンらしい孤高の殺し屋を演じた、2023年のサスペンス・ミステリー作品。リーアムおじさんの作品は、どうしてもこうしたこうした作品に落ち着くものですね。歳はそれなりに重ねてきたものの、相変わらず元気なアクションもみせてくれているのは嬉しい限り。
今回のリーアムが演じたのは、これまで完璧に仕事を熟し、闇の世界では名を挙げていた殺し屋アレックス。しかし、アレックスも歳には勝てず、アルツハイマー病を患い、記憶が正しく覚えることができなくなり、殺し屋からの引退を決意していた所に最後の依頼が届く。
そのターゲットとなったのが、少女売春を強要されていた13歳の少女。『子どもは絶対な殺さない』という信念を貫くアレックスは、依頼を破棄して少女の命を助けた。しかし、その少女は、その直後に別の殺し屋によって、銃殺されてしまう。これに衝撃を受けたアレックスは、少女殺しの裏に何があるのか、独りで調査を始めると、そこには大富豪が顧客なって、財閥が運営する少女売春と人身売買の存在が明らかになっていく。アレックスは、この組織を潰すために、孤軍奮闘して乗り込んでいくのだが…。
主演のリーアム・ニーソンを脇で支えたのが、FBI役のガイ・ピアーサ。『メメント』で体中にタトゥーを入れて、尖っていた若造だったのが、髪の毛もあがり始めて、こちらもオジサンの仲間入りしたと感じた。その他にも財閥の悪の親玉に、モニカ・ベルッチが務め、こちらも、顔の皺が目立つようになり、ドスの効いた女王様を演じていた。
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