「男っぽさに溢れてました」MEMORY メモリー 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
男っぽさに溢れてました
リーアムニーソンの男臭いアクション新作。
しかも監督はマーティンキャンベルです。
アルツハイマーに侵されていく殺し屋という一風変わった設定で、主人公に対峙するのがガイピアースというのも面白い。
忘れないように体にメモを取る、あれって思いっきり「メメント」へのオマージュですよね?
そしていつもタフガイなリーアムも、気がつけば御年71ですよ。
しかしそこはリーアム。流石にスピード感は落ちるものの、その圧は未だ健在。身体の大きさもあって迫力があるんですよね。
あとリーアムは銃の構え方が格好良いんですよ。
痴呆から引退を決めた殺し屋が、信念に合わない仕事を押し付けられた事から、組織と汚れた権力者を真っ向から潰しにかかる。
いわゆる「悪を許さない!」なストーリーラインはとても大味です。
でも何だか観れちゃうのは、リーアムの魅力なんでしょうね。
その信念が引き継がれたようなラストも良かったです。
何だかんだその姿は、最後の最後まで男っぽさに溢れてました。
コメントする