「想定と異なるものの、アクションは凄まじい」MEMORY メモリー てつさんの映画レビュー(感想・評価)
想定と異なるものの、アクションは凄まじい
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『メメント』と似たように、記憶障がい者が事件に巻き込まれていく話を想定したが、腕にメモを書き込む以外はあまり特徴が出ていなかった。子どもを守る殺し屋という点では、『ただ悪より救いたまえ』や『ノー・タイム・トゥ・ダイ』を想定したが、血のつながりのある子どもを守るというわけではなく、アクションとしては同様に凄まじかった。人身売買の犯罪組織が絡むのは、『闇の子どもたち』にも通じる。本作の主人公は、冒頭から容赦ない殺人を犯していたが、子どもを守るというこだわりから、依頼人に逆らうようになったものの、警察内部も忖度が働き、解決の壁となったものの、「闇の仕置人」のような形で主人公の遺志が叶えられることになった。USB メモリーが、一時的に解決の鍵を託されることになっていた。
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