NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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難解過ぎる映画!!!
解説サイトを漁ってようやくこの映画がどんな話だったか理解出来ました(笑)。というぐらいに、そのまま観ると結構難解な作品です。 序盤父親の謎の死、中盤で突如現れるグレン!じゃなくて元子役のアジア人俳優。そしてやはり、随所に散りばめられる黒人ネタや差別ネタ。 そいつの正体とそれに纏わる昨今の生命に対する人類の向き合い方。及びアメリカを蝕む差別の歴史。これらをミックスさせているので、アメリカの大地を生きている者でないとややピンと来ない作品なのかもしれない。。。 しかし、一切の前情報無しで一体どういう話だったのか?という点で考察が捗るという意味では立派な現代SFだったと思う。やっぱ純粋なSFってこういう変な気持ち悪さが終始漂ってて、コレなんだよな~という感じで好きな人は好きだと思う。
どでかいユァン君が可愛い
面白かったです!ジャンルはホラー?で、確かにゾクゾクする描写もあったけど、社会問題も踏まえた、エンタメ作品だと感じました。オスカーノミネート俳優のユァン君はテーマパークの経営者役。ある意味大活躍😆。いつの間にか仲間になった電気店の兄さんが良いキャラだったな。伏線回収しながらの攻撃作戦が良かった。そして妹は最後までちゃっかり者でしたね。途中、一番搾り🍺見つけましたよ。
描写は期待外れの部分もあったが、見返したくはなる今までにないSFスリラーだ
私は★3つとさせていただいた。 まず良かった点としては ・本作の舞台であるハリウッドのとある渓谷奥地の牧場上空に広がる青空の美しさ。そして、 本作の肝である謎の雲の存在の不気味さを表現した描写。 ・そして、ストーリー構成がしっかりされており、特に主人公OJがめちゃめちゃクールでかっこよすぎた。それぞれの登場人物のキャラが立っており、いずれも憎めない奴らだった。 ただ、悪かった点としては ・PRのポスターが「夜空に舞い上がる馬の描写」だったため、そういった夜空に舞い上がっていく様をシーンとして入れてほしかった。夜空をゆっくりそして不穏に舞い上がる様を映像化したら、実に神秘的だったろうに。 (故にこの描写を期待していた私にとってはある種の肩透かしを食らった。その点をマイナスとさせていただいた。) 最後に、この作品には正義らしきものはない。主人公たちがただただ躍起になって未確認の「何か」の撮影に固執しているに過ぎない。 描写は期待外れの部分もあったが、見返したくはなる今までにないSFスリラーだと感じた。
今回は星2.5。次作に期待
何とも感想を書きにくい。何か良いところを書いておきたい気持ちもあるが...ジョーダン・ピールは前2作が力作だっただけに期待したが、正直言って予告編の方が面白かった。 ドキッとさせる不気味な演出で期待感を積み上げる腕は一級だが、今回は脚本が力不足か。誰もが物足りなさを感じて終えたはず。 社会批判と皮肉を織り交ぜているように思える、いつもながらの物語も、暗喩が過ぎて分かりにくい。皆、ゲットアウトのような刺さる皮肉を待ち望んでいたはず。 冒頭の聖書の引用や、チンパンジーの下り、登場人物たちが皆、富と名声を追い求めているあたりがヒントなのだろうが、自分には面白いと思える要素が少なかった。
IMAXやばかった
IMAXカメラで撮影された映像がよかった 夜のシーンでなんであんなにハッキリ家とか映るんだろうと思ってたら 昼間の映像に違う画像を合成して 夜なのにハッキリ見えるように撮影してたり 見えないこだわりが凄かったです あとIMAX効果でノープちゃんがめちゃくちゃ怖いのね あとこれ映画の歴史ってテーマで最初はカウボーイの映像が映画の始まりってところから最後にカウボーイがカウボーイを使ってノープちゃんを〇〇するのとか 面白いですよねー
なんでしょうか?これ? 新しいUFOの創造? 凡人の私の感性を遥か...
なんでしょうか?これ? 新しいUFOの創造? 凡人の私の感性を遥かに超えた物語。 もう少し、アマプラのレンタル料が安くなるのを待っても良かったかも。
変な映画
映画の起源は、連続写真『動く馬』なんですね.人間が動く馬をスクリーンで観ることができる…時は進み、チンパンジーも交えて家族が楽しく過ごすファミリー番組。ありそう。楽しさの象徴。そのチンパンジーがまさかの暴走で出演者を殺すという悲劇が起きた。出演し物陰でそれを怯えながら見ていた少年… 時は進み、連続写真『動く馬』の騎手の子孫は、映画に出演する馬を育て手配する会社を経営し、怯えながら見ていた少年は、西部劇テーマパークを経営している。 見るもの(捕食する者)は、雲の中にいてその姿を見せない。見られる者(捕食される者)は、相手が食いたい時に食われるだけの立場。 だが、見せたくない姿を見ること、撮影することはできるはず。無抵抗で食われるのではない。見ること、撮ることが最大の抵抗だ。 と、ホラーの姿をとりながら、実は現実における、抵抗しがたい力や圧力に対する映画の力をうたった話。なのかな??? 謎。 特撮、凄いと思う。明るい空にちゃんと浮かぶ異形の物。東宝のドゴラや、円谷プロのバルンガと同じジャンルと考えると(古いか!)、50年の技術進歩に唖然とする。
最悪の奇跡が起こる
UFOあるいはUAP、その正体そのものが生命体であるという発想は自分には新鮮だった。 過去のヒット番組でチンパンジーが起こした殺人事件、主人公の調教師という仕事。 生物を相手取った時、手懐けるという発想とそれに反する事象。 映像のクオリティはとても高い、ストーリーはB級。 強大な敵を打ち倒すカタストロフィを感じるにはバズりたいという動機はあまり刺さらなかった。 唐突なAKIRAオマージュはクスッときた。
金はかかっていそうだがイマイチ
理由がわかったらゾッとすると言われて見たが、イマイチだった。背景に人種差別やキリスト教的な意味があるのはわかるのだが、敵のようなものがアレとは微妙。猿については良い、不気味さがよく出ていて面白かった。主演の俳優の白眼の白さが際立っていて、夜のシーンは彼だからこそ緊迫感が伝わったかな。
ううううう勿体ないことした
アイマックスの1番いい席で観てしまった…。 妹が、苦手なマシンガントークするタイプだったから観ていて脳が疲れてしまった。でも妹のファッションは可愛かった!!キリンだっけ?日本のビールのんでるの嬉しかった。 宇宙船の食道はなんかギャグ漫画っぽくて吹き出した。 オレンジのパーカー欲しいと思った。撮影ミスなのかそのままでいいと思ったのか、それどころじゃないだろう主人公が直したのかパーカーの紐がおかしくなってたのに次のシーンで直ってた。子役の女の子の大人になったシーンは深い意味はない?だけどアイマックスのいい席の凄さを初めて感じられた!画面がただの長方形じゃなくて下の方まで覗き込めるような不思議な感覚になれて、画面に入り込めるような感覚に感動!!!
最悪で最高だ!!
もうほんと、素晴らしかった ジョーダンピールだいすき 見たいものぜんぶ見せてくれた感じだった 本当、もう一回いきたい…… まずテンポが早くていいし、 そう、その構図!見たかったの! ってところを見せてくれる あと今まで気になってたけど見れなかったとことか ぜんぶ恐ることなく見せてくれるから どっぷりこの世界にハマっていく その没入も快感だった
スクープマニアの使命感
兄弟らが怪奇UFOをスクープしようとする。 ホラー系だが、何を見せたいかの軸がよくわからず、鑑賞の後味はあまり良くない。 良い点 とくになし 悪い点 ・冗長 ・敵の画作りを考慮した設定が安っぽい
デッカいカメラ使ってみたい
大人の事情で、やっと上映。 20年くらい前、数寄屋橋の宝くじ前の広場で猿回しをやっていて、始まる前の注意として、敵意を意味するから目を見ないようにと言っていた事を思い出した。 イマイチ説明不足なチンパンジーの件は、調教や撮影のストレスが爆発して暴走、テーブルクロスのおかげで目が合わなかった男の子だけ助かったってことで良いのかな? 特徴的な目をしたダニエルが目を伏せるなどもったいないと思ったけど、後半はあの大きな目が意志の強さを感じさせて大活躍。 そしたらアイツもヒラヒラに形態を変えて応戦。 しかし2時間越えながら、結局あいつが何かは分からずじまい。 ずいぶん予算を使ったB級映画。 嫌いじゃない。
映画館で見て良かった作品
思っていた以上に大作でパンフレット買うぐらい良かった。映画館で見た方が良い映画。 大作になってもメッセージを込める作家性は変わらずあって凄い。この大作を経て作る次回作が既に気になる。 パンフレットも文字量多くて、理解が深まる。
SFホラーのお手本になり得る
テーマはよくある感じ。ただし、切り口がえげつない。この映画はいろいろなオマージュが込められてるが、それは気にしなくて良い。いいカットを真似るのは当たり前だしね。ハラハラ・ドキドキと得体の知れないモノを相手にするスリルが味わえる。
まさにノーラン級
個人評価:4.2 これは大傑作。ジョーダン・ピールは3作目にして、ホラー界?の巨匠の仲間入りといっていいだろう。ノーランの撮影監督を携え、重厚かつ深みのある世界観を手に入れている。とにかく映像が素晴らしい。 また効果音の不協和音のセンスも抜群で、不吉な物語に引き込まれる。 未だかつて、UFOを斜め2つ上くらいから描いた、こんな設定があっただろうか。驚愕である。 動物への畏怖の念を上手く背景に流しながら、馬の調教師が主人公という設定もよい。 この作品でジョーダン・ピールの新作は必ず見る監督という存在になった。
冗長すぎてつらい
ファスト映画ではないけど、時間に対して無頓着なのか手抜きなのかそれとも計算された演出なのか判断に困るシーンだらけで正直長い、と感じてしまう。これ90分くらいの作品にしたらすごく面白いかも知れない。けど2時間以上あります。なんか時系列が前後したり回想が突然入ったりだけど、必要かどうかでいうといらんシーンが多い。長回しも多い割に動きがないとか。 あと普通に倒してるのはどうかと。弱すぎだろ。 電動バイクで金田スライドをやったのは評価する。
想像の斜め上をいく展開で飽きさせません
ラストはなんともな終わり方。若干「とほほ的肩透かし」な余韻はありつつも、悪くないです。「ジョーズ」の結末にも似た余韻かなぁ。 意外性のある展開の連続です。まさかー、それだとは思わなかったよー!って。2段3段で攻めてきます。でもって、結構な相手に少数精鋭対応の図がアルマゲドン的エンタメを感じます。かなりのDIYっぽい戦いがいい!とてもいい! 主人公たちの動機がなかなかヨコシマでよいです。不純な動機なのに命までかけるって、クール! 私はエンジェル推しだなぁ。日本の昭和のアニメにおける「博士君タイプ」がなかなか好印象です。でもって、お兄ちゃんがいい感じで突き抜けていないのがいいです。そうなんですよねー、アルマゲドン的って書きましたが、メインキャストが全員一般人でヨコシマってのがいいんですよ。その連中が、これまたヨコシマな気持ちの一体感(けど、そこにプロ根性が入ってくるからクールなんですけどね)と、かっこいい展開がぐいぐいとクライマックスに向けてお話を盛り上げてくれます。そもそも荒唐無稽な物語なんですが、映像がバッチリ決まっていて満足感を充足させてくれます。 なんで?なんて言っちゃだめです。 これは頭にクエスチョンマーク立てることなく勢いに乗っていきましょー。そしたらかなーり楽しい1本です。
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