「芸は身をたすける」アウシュヴィッツのチャンピオン ふささんの映画レビュー(感想・評価)
芸は身をたすける
運のいい人ですね。試合することになったのもたまたま。
主人公はじめ、人物の詳細には細かく触れないままストーリーはすすんでいきます。名前も経歴も全て無しにされてしまう世界だからでしょうか? 少年を気にかけたり、主人公に影響を与えるのも何故なのかわからないままです。
若いから生きてほしい、という希望だったのでしょうか?
わからないけど不自然には思わず、話に入りこめました。
赤ちゃんを抱っこしている人に上着をかけてあげるシーンで涙が出ました。死を目前にしても人を思いやれる人もいるのに…。収容所というものが現在もあるというのが恐ろしいです。
ちなみに、もうこの種の映画は人気ないのですかねー?
大阪でも1つの映画館でしか上映されてませんし。
もっとたくさんで上映してほしいなーと思いました。
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