「ピグマリオンコンプレックス」人でなしの恋 いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
ピグマリオンコンプレックス
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さて、人形偏愛症だが、逆も真で人間を人形の様に扱うのも然りである。女も結局は相手の容姿を選択肢の上位に置き、それを以て所有物であるかのような感情に支配されてしまうことの悲哀もテーマの一つであろう。
演出面としての面白さは、探偵との文字通り”身体で払った”情事後の頭髪の乱れ具合が何度も繰り返されることの妙である。もう最後には性交シーンを挟まず直接髪の毛がぐしゃぐしゃになっての報告ヒアリングのテンポも面白い。
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