わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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4回鑑賞済。目黒さんの発言により没入感薄れる。が…
続けて4回鑑賞しました。
小説途中まで既読。
コミック既読。
映画化発表前から原作を知っていただけに正直、これを実写化?出来るのか?大丈夫?(キャスト、世界観もろもろ)と、不安な部分がありましたが、開始すぐに映画の世界観に引きこまれました。
まず、原作の知識ナシで観ると(相関図と用語をある程度理解していないと)途中で、ん??と理解が追いつかないまま、ストーリーが進んでしまう部分があります。
見鬼の才、帝室や蟲、映画の冒頭に出てくる天井から吊るされた青い花の奥津城(オクツキ)墓など。
原作を知らない方は、劇場パンフレット(説明あり)やネットで事前に、関係図、用語等を理解してから観る事を、強くオススメします。(冒頭、津田健次郎さんのとても耳心地の良いイケボな声でナレーション?はなされます。が、映像に気を取られ聞き流してしまうとアウト)
◆映画での大まかなストーリーは、
名家のお嬢様として異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がず、家族から愛されず虐げられて育った斎森美世(今田美桜さん)が、異能持ちの名家中の名家で冷酷無慈悲と噂される軍人、久堂清霞(目黒蓮さん)と政略結婚することに。
この2人を軸に物語が始まります。
※のちに美世は、夢見の才(人の眠りの中に入り込み夢を操ったり、精神を操作し洗脳すら可能とし、夢の中で過去現在未来の全てを見通す事も出来き、帝の天啓すら凌駕しうる力)を開花させる。美世の死んだ母親の薄刃澄美(土屋太鳳さん)が、美世の夢見の才を、帝などに利用されるのを恐れ、美世の力を封印していたが、斎森家(木)が焼失したことを機に、その封印が解かれた?様。
またそれと同時に、久堂清霞を取り巻く物語も展開されていきます。
◆枢木忠則(尾上右近さん)?が何者かに命じられ?奥津城(青い花の墓)から、蟲(死んだ異能者の魂)を意図的に暴き、帝都に放出。
※蟲は人の精神に入り込み、体を乗っ取り、他者へ感染る。顔(口)から感染り、ゾンビ化する感じ。
◆蟲が放出された事により、近く帝都に戦乱が起こると、未来を予知する天啓の異能を持つ帝(石橋蓮司さん)が病床の中、予言。
◆そして、この争いを収める為、国民の盾になるよう、帝から命じられ命を賭して戦う久堂清霞。
→しかし、帝の思惑としては、斎森美世が夢見の才を開花する事を予知し、斎森美世と久堂家が結ばれれば、帝室を確実に脅かす力を持つ存在になるだろうと恐れ、この戦いで、久堂清霞に死んで欲しいと目論んでいた。が、これもまた、次代の帝位を継ぎ帝室の最高権威者になる若い息子の堯人(大西流星さん)を考えての親心でもあった。堯人は、のちに、帝(父親)の目論みを久堂清霞に謝罪している。
また、斎森美世のいとこ、鶴木(薄刃)新(渡邊圭祐さん)の出現で、また物語も動いていきます。
◆久堂清霞は蟲に侵された部内(仲間)と戦い、殺しあう他無いところを、斎森美世が夢見の才で助け、ハッピーエンド。
実写化では、主演が目黒蓮さん、しかし原作では美世(今田美桜さん)が主人公の為、事務所の力が匂ってきて、なんだかなぁ。と正直思っていましたが、ストーリー構成は原作通り、きちんと美世を軸としていて、主演の目黒蓮さんを全面に出す訳では無く、絶妙に2人を描いており製作陣へ、とても好感が持てました。
久堂清霞役の目黒蓮さん、斎森美世役の今田美桜さんのお2人の演技がとてもとてもよかった。
ずっとずっと観ていられる。
佇まいが絵になり見惚れます。
演技は勿論ですが表情の出し方が、お2人とも良かった。
過去、ハツラツとした気の強い役を演じられているイメージが強い今田美桜さんが、虐げられている美世を演じている想像がつきませんでしたが、、。
普段の華やかしいオーラを一切消し去り、今にも儚く、消えてしまいそうな守りたくなる美世がそこにいて、とても驚きました。
そして最初から最後の美世の表情、雰囲気の変化を無理なく自然に演じ(しかも順撮り出来ていないのに)今田美桜さんの新たな役の一面をみる事ができ、改めてすごい女優さんだなぁと感じました。
自尊心を酷く傷つけられ自己肯定感は皆無で、ただ息をしている状態から、清霞と出会い、一切表へ出さず仕舞い込んだ、耐えて得た強さを、自然に徐々に、内から滲み出させる演技。生きている感じが伝わって来て、とても良かったです。
映画で使われた組紐(清霞の髪を結ったもの)は、実際に今田さんが習いに行き作ったものと知り、裏側の映らない部分にも役作りが表れていて。髪を結う時の表情を観たら、、。それはもう愛しすぎます。とにかく可愛い。あんみつを食べるシーン、お弁当を届けるシーン、鶴木にお茶を淹れて振り返るシーン、傘を届けるシーン、ラストシーンは特に。自然で絵になる、お2人が観られます。お着物姿の変化も良いです。
清霞の冷酷無慈悲な表情、雰囲気(所作)から表情の演技、ふと見せるあの顔。そしてアクションシーン。昨年大きな話題になったsilentからは、1ミリも想像出来ない程のギャップで。こんな声(張り)なのか、こんな表情も出来るのか、こんなに派手なアクションも出来るのか、と。彼の役の幅はどれだけあるのか、、。今後の出演作品がとても気になります。清霞の原作イメージからいくと、目黒さんだと体格がいいのでは?と思っていましたが、部隊を率いる軍隊長(戦闘シーン)から考えれば、違和感なかったですね。CGシーンも多く、完成イメージを膨らませ想像しながら演じていたとの事でしたが、とても自然で、CGと動作が違和感無く合わさっていました。ラブストーリーだけでなく、アクションシーンが想像以上にしっかり描かれていて、清霞の色もキチンと感じられました。劇中の名簿は、目黒さんが一人一人手書きし、1度書き直ししたそうで。美世に対し、徐々に見せるあの表情は、久堂清霞の役としての反応はもちろんでしょうが、素の目黒蓮が出ていた(出てしまった?)ように感じる場面もありました。ラストシーンは特に。思わずポロッと出ちゃったみたいな。モロ目黒蓮を感じました。宮内省を訪れた際の正座をして話をしているシーンで一瞬、声のトーンから、月の満ち欠けの三角哲彦が見えたのは気のせいですかね。目黒さんの声も個人的には好きでした。着物姿(所作)も軍服姿も似合っており、とてもかっこよかったです。ラストシーン、ぜひ劇場の大画面で観て頂きたいですね。赤い傘にも注目です。
時代背景やファンタジー要素がありながら全く違和感無く、最初から最後まで観る事が出来ました。ファンタジーは避けがちでしたが、これは良かった。CGも全く違和感がなかったです。
ただ、原作を知らない方は内容理解がしにくかった事、少しセリフが聞き取りずらかった事、美世の虐げられている時のビジュアル(窶れ具合)が無い事、アクションシーンが少し盛り下がる事、が気になりました。
ゆり江役の山本未來さんは
原作より少し若いのでは?と思いましたが、山本未來さんの醸し出す雰囲気、穏やかな声、表情と動き(所作)がとても自然で、清霞と美世に寄り添う感じが好きでした。
鶴木新役の渡邊圭祐さんは
スタイル(ルックス)、どこか掴めないミステリアスな雰囲気の演技、とてもかっこよかったです。パーフェクトな男。感が醸し出されていて。スーツの着こなし最高です。スーツフェチの方は必見かと。
五道佳斗役の前田旺志郎さん
清霞との関係性を自然に演技されていて、五道の存在によって清霞の内と外のメリハリが、より出ているなと感じました。
花役の小林涼子さん
花そのものでした。苦しくもありましたが、美世の母の死後、美世を愛し、美世は愛されていたと分かる、人の心の温かさが溢れ出ていたシーンでした。
辰石幸継役の小越勇輝さん
美世への好意はあるものの、親や香耶の手前、臆病さ、優しすぎる青年感の塩梅が本当にぴったりでした。
斎森香耶役の髙石あかりさん
ビジュアルが寄せられており、とてもよかったです。演技は少し気になったところがあったので、今後出演される作品観てみたいです。
斎森香乃子役の山口紗弥加さん
継母はこの方以外いないのではと感じる位の眉の動き、出演シーンラストのあの表情、、。観てるこちらが怖くなる位すごい。
賀茂村紀夫役の津田健次郎さん
声、演技、とてもよかったです。最近ドラマ等でお見かけする事が多く、幅広い演技をされる方なんだなと思いました。ファンの方は特に、冒頭のナレーションのあの声でやられるのでは、、。
キャスト陣の配役が、どの方もハマっており、しっくりきました。脇を固めるキャストの方々の登場シーン、もっと観たいと思ってしまいました。
壮大な映像美、アクション、清霞と美世の美男美女を観る事が出来て大満足です。また、これらをより一層美しく仕上げる為に、現存の国宝や重要文化財で実際にロケを行い撮影している為、歴史的建造物が好きな方にも、とても刺さる作品だと思います。
劇場パンフレットには、衣装担当の方、CG担当の方のお話(裏側を知る事ができ、本当にオススメ)や、監督等の雑誌やTVの媒体で明かされていなかった話も載っており、それを読んだ上で映画を観ると、より映画の深さが出て良かったです。映画に浸りたい方は、購入をお勧めします。
1回目は表情に見惚れて?夢中?になり、内容はそこそこで体感長く感じましたが、、2.3.4回と表情と内容合わせて観た為、体感、秒で観終わった感覚です。1回目では内容理解が追いつくのに難しい部分もあるかと思うので、2回は観る事お勧めします。
また、これは映画の作品自体には関係ないのですが、、。
目黒蓮さんが番宣等で、映画のタイトルにちなみ、『結婚観や恋愛観』の質問をされているのを見かけ、本当に数多くの媒体からされているでしょうし、正直な性格は理解しますが、、。
言葉の端々に、『彼女の存在』を自ら、匂わせる様な、発言や写真等があり(勝手にこちらがそう捉えてしまっているだけかもしれませんが)
こちらとしては、わたしの幸せな結婚への(今田美桜さんとの)没入感が、とても浅くなってしまって。
彼の言う、この作品には多くの方が携わってくれていて感謝していると言う言葉に嘘がないのならば、少し配慮して頂きたかったです。受け取る側の勝手かもしれませんが、没入感に少し水を差された様な気分になってしまいました。
映画では、小説の半分程しか描かれていませんし、最後の終わり方も、続編を期待してしまいます。注目する点を変えて、また観に行こうと思います。
今田美桜さんの素晴らしい演技でリアリティが1段上がった作品
(完全ネタバレですので、鑑賞後に必ずお読み下さい)
原作などに通じていない一般の観客からすると、「異能」や「異形(蟲)」などの設定はやはりついて行けない面もあり、ただその設定には面白さもあるので、リアリティラインはSF的なところに設定してもこの映画は十分成り立っていただろうとは思います。
しかし、特に斎森美世 役の今田美桜さんの演技は素晴らしく、その演技の凝縮力ある質の高さによって、この映画『わたしの幸せな結婚』は(SF的な現実離れしたラインから)1段リアリティの上がった作品になっていたと思われました。
今田美桜さんの演技は、0.1秒でも気を抜くと世界観が瓦解するレベルの集中力ある演技だったと思われます。
斎森美世(今田美桜さん)と久堂清霞(目黒蓮さん)の場面は、他のSF的な設定は関係なしに、明治大正時代辺りの2人の男女の時代物映画としても十分鑑賞に堪えられる2人の演技になっているとは思われました。
これは今田美桜さん目黒蓮さんの演技の質の高さだけでなく、塚原あゆ子監督の演出力も大きいのではないかと思われました。
(他には、斎森香耶 役の高石あかりさんや、鶴木新 役の渡邊圭祐さん、堯人 役の大西流星さんの演技なども個人的に印象に残りました。)
特に今田美桜さんの演技だけで、この映画の満足感は得られる質の高さだったと思われました。
ただ、この映画が傑作かと言われると、1点の惜しさがあったようにも思われました。
それは、この映画が、斎森美世・久堂清霞の2人の場面と/帝・(久堂清霞たち)「異能」を持つ者vs「異形(蟲)」との場面とが、分離している印象を受けた点でした。
その理由は、(久堂清霞たち)「異能」を持つ者の冒頭の説明が分かりにくかったところにあるのではないかとは思われました。
この映画は、映像では(久堂清霞たちと対立し帝を脅かす)「異形(蟲)」が復活する場面から(私の記憶が間違っていなければ)始まります。
しかし一方で、久堂清霞たちの「異能」については(良く分からない家系図は示されたものの)しっかりとした映像での説明がありませんでした。
なのでこの物語の設定を全く知らない私のような観客が見ていると、特に斎森家の「異能」が何なのかなど、それぞれの「異能」の中身と立場が良く分からないまま物語が進んで行ったように思われます。
この映画『わたしの幸せな結婚』は、まずそれぞれ家系での「異能」が何なのか映像で分かり易く示す必要があったと思われます。
さらに、その「異能」を持った者が帝(石橋蓮司さん)を守る意義についてなどを、しっかりと冒頭で分かり易く映像で説明する必要があったと思われました。
そして、「異能」と帝との関係が観客に明確になった上で、次に封印された「異形(蟲)」の復活と、斎森美世と久堂清霞の2人の関係について、描いていれば、斎森美世・久堂清霞の2人の場面と/帝・「異能」vs「異形(蟲)」との分離の印象もなくなり、両者が一体となった映画になっていたのではないかとは思われました。
その点が傑作に個人的には届かなかった理由なのではと思われました。
しかし、この映画は斎森美世 役の今田美桜さんの素晴らしい演技と、現実離れした人物である久堂清霞にリアリティを持たせた目黒蓮さんの質高い演技の場面を見るだけで、満足度高い映画になっていると感じ、私も最後まで楽しんで見ることが出来ました。
予想以上に面白かったからこそ少し残念
連続ドラマでもないと描き切れないほどの要素が2時間に凝縮されている。
期待せずにみて、予想外に面白かっただけに、少し残念。
映像はとても綺麗。異能のCGは自然で過剰な演出もないしこれも凄くいい。
出演されている方の演技もよかった。
内容も王道のラノベだったけど悪くない。
あの内容をあの時間におさめた脚本も凄い。
唯一残念だったのが時間。内容を詰め込み過ぎた感じですね。
・清霞は冷酷だというが、最初からずっと優しい
・それぞれの関係性の深さや感情が伝わらない
隊員との関係性を深堀してないから、隊員同士の切り合いで葛藤してるさまに入り込めない
帝親子と清霞との関係性も同じく
美世のいとこの美世や家への感情(執念)も伝わらない
美世の家族との関係も
・二人の近づき方が急
・世界観への説明不足
原作をみていなくても、省かれているけどこういう過程があったんだろな、こういう感情なんだろうと想像させる材料はちゃんと散らばってるけど、映画から一歩引いて考えるから感情移入がしずらかったです。
少しマイナスな事も書きましたが、これだけの要素がある中、全てに力を入れて結局何が言いたいのかよく分からないという作品ではなく、一貫して重点を二人の関係に置いていたのが凄く良かった。是非、観てもらいたい作品です。
ビジュは綺麗で華やか(^^)目黒くんカッコイイ♡
目黒蓮くんの整ったお顔、銀髪、スタイル、今田美桜さんの可愛いらしい感じと着物姿の美しさ総じてビジュアルは最高でした╰(*´︶`*)╯♡
しかし内容はもう少し細かい説明が欲しかったです。
キヨカがミヨを好きになる描写も尺もあるのかもしれませんがどの辺が良かったのかイマイチ感情移入出来なかったし技能の説明も無かったのでどのような技能か分かりにくかった。
最後操られていた軍の方達はミヨの技能によって助けられたという解釈で正解ですか?その解決の仕方も明確にされていなくて曖昧だったのが残念。
目黒くん目当てで観るなら有りかも(^^)あとSnowManの主題歌が良かった♪
豪華キャストでやってくれて有難う
良くできた話なんだわ。継母にいじめられた娘が見初められてって《シンデレラ》なんだよね。それで『私は異能がない』って言ってる主人公が最強の異能を持ってるってのは《みにくいアヒルの子》なの。こういうのを下敷きにして話を組み上げてくるのはうまい。
話の進め方もいいのね。今田美桜が認められていく話と、帝都に魔の手が迫ってる話が交互に出てくるの。
目黒蓮が『うまいな』と料理を食べて、今田美桜が涙をこぼすシーンは良かった。ベタ展開な気がするんだけど、いいんだよ。《シンデレラ》と《みにくいアヒルの子》なんだからベタ展開で。
テンポ良く進んでやってくる葛藤シーン。今田美桜のことを思うなら、置いていかないといけない。けど……という葛藤シーンを目黒蓮が頑張って演じてた。このシーン唐突だからまとめんのが難しいんだけど、目黒蓮よく頑張った。『私が出て行けと言ったら出ていけ』も効いてたね。
そして目黒蓮が絶体絶命のピンチに。ここまで後ろに隠れていた今田美桜が前に出るときだ! 異能を発動しろ! と言われるまでもなく異能を発動し、櫛が折れて不安な空気を醸し出しつつもなんとかなった。
ラストは目黒蓮と今田美桜がイチャついてすっきり終わりで良かったな。
このベタな話に、ここまで豪華なキャストを使えるのは、主人公が目黒蓮だからだよね。ジャニーズ強いな。でも、豪華キャストのお陰で話がすごく面白くなってるから、良かったよ。ありがとう目黒蓮。
塚原あゆ子監督もうまいと思う。面白い話だけど『旦那さまの前に食事を口にすることは……』というしきたりが残ってる時代の話だから、ちょっと「ん?」と思うところもあるんだよね。現代的に焼き直したり、LGBTQキャラを登場させたりも有りな気がするんだけど、そんなことはやらずに、まとめてきた。
高石あかりも良かったね。《ベイビーわるきゅーれ》が来週公開だから観に行かなきゃ。
意外と良かったよ!
家内が、目黒蓮ファンでもあり、なんの知識なしで鑑賞。今田美桜ちゃん可愛いね。結界とかなんか陰陽師みたいな話やんか。ジャニーズのアイドルラブストーリーと思いきや。ややこしい話やんか。
目黒蓮は、いいね。カッコいいね。
パート2あるやね。
原作を知ってると残念感があるかも…
ストーリー展開が早すぎて、事前に予習をしていない方が観たら展開についていけないような気がします。
原作の小説2巻分くらいを映画にしているので駆け足になるのはしょうがないのですが、美世と清霞が心を通わせていく過程はもっと丁寧に時間をかけて欲しかったところです。原作を読んだとき家族に虐げられて育った美世が清霞やゆり江に見守られて、ずっと押し殺してきた心を少しずつ開いていく…という所にこの作品の美しさを感じていたので、映画の尺では収まりきらなかったのかな、ドラマなら出来たのかな…という意味で残念感はありました。
配役では皆さん役者さんとしては好きなのですが、原作のイメージが強すぎて入っていけなかったところがありました。
特にどうしても気になったのが美世、実家ではご飯をまともに食べさせてもらえないこともあったはずなのに、冒頭の横顔のラインはもっとどうにかならなかったでしょうか…気になってしかたなかったです。
心から幸せになって欲しいと思える
映画自体は、まあまあ面白い感じです。
ただただ、美世に幸せになって欲しいと思い続けながら見てました。
美世役の今田さんってチョットいじわるなお嬢様役のイメージがあるのですが、こういった役の方がはまり役のような気がします。演技力も生かされてる気がします。
素晴らしい女優ですね。
土屋太鳳がお母さん役なんだなぁと思ってしまいました。
面白い!!だが、少し駆け足?
映画のPVから気になり、漫画を先に読了。
漫画を読んでいるから話が分かるが、少し駆け足なようにも感じた。
例えば、美世の花との再会は香耶との再会後に落ち込む過程があるから、より感動的なシーンだったと思う。
実家に拉致される場面も、原作だと美世は何回もはっきりと拒絶しているようなシーンを想像していた。
と、先にマイナスな点を述べてしまったが、全体的には非常に面白かった。
最近は映像化に失敗し、原作ファンから酷評される作品も多くあるが、目黒蓮と今田美桜の演技に違和感は全くなく、清霞と美世のイメージと重なった。
展開も飽きることがないようになっており、原作未読の方も楽しめると思う。
また、展開が気になるので原作も購入したくなるような好循環になりそう。
続編がありそうな終わりだったので、期待したい!
結局は権力争い
漫画の広告では普通の大正ラブロマンスかと思ってました。
興味はあったが、予告はコスプレ感CG臭が(『刀剣○舞』よりマシだが)強く、更に異能バトル、甘い主題歌。
完全に女性向けかなぁ、と思いましたが、予想より楽しめました。
目黒蓮も悪くはなかったが、今田美桜が良い。
泳ぐ目線や揺れる声で、深くは描かれない生い立ちを好演。
ただ、表情や言葉がくだけるのはもっと溜めてほしかったし、清霞もチョロすぎて、やる気なら楽に暗殺できるだろうなと感じてしまう。
というか、部下にも慕われてるしとても3日で逃げ出される人物には見えない。
炎に焼かれた顔に火傷ひとつなく、投げの際に無意味に水が飛び散る。
CGはイマイチだし、最後のバトルも肉弾戦だし、異能要らないのでは。。
結局どうやって中身だけ倒したのかもよく分からず。
話のスケールはやたら小さく、キャラ多い割に二人の恋愛以外は投げっぱなし。
後ろの女のコたちが序盤ずっとぺちゃくちゃガサガサしてた(注意してやめさせたが)のはジャニ映画だからか。
中身より、あの民度で(恐らくあるであろう)続編を観るかは微妙なところ。
惹かれ合う二人。
冷酷、無慈悲と知られる男の家(名家の当主)に嫁ぐ女の話。
斎森美世(今田美桜)が、名家で知られてる当主、久堂清霞(目黒蓮)の家に嫁げ(家から)と命じられ二人が結婚するまでのストーリー。
初対面でのやりとり
初対面の人は信用出来ない清霞、美世が作ってくれた朝食を「まずは自分から食べろ、食べられなければ毒でも盛ってあるのか?」と結局清霞は朝食を食べず。
冷たく当たってしまったと心の中では思ってる清霞、一方美世は冷たい事を言われても健気に家の事をやってくれる美世。ゆり江(山本 未來)の言葉もあり、徐々に二人の距離が縮まってく。
美世のあかぎれを見た清霞、あくまでも自分の為に風呂に漢方を入れといてくれと、後に美世のあかぎれが治る様にと清霞の優しさとわかる。(清霞は薬湯が苦手)清霞の美世への全ての言動の裏には優しさがあった。その優しさに泣けた。
あと余談なんですがRRRぶりに鑑賞中トイレ行きたくなっちゃって💦結果我慢したんですが集中出来ない為、面白さ半減。
悔しい!凄く楽しみにしてた作品なだけに。
トイレなければ評価もっと良かったと思います!(笑)
また時間に余裕あれば観に行くかも。
想定外に楽しめました
Snow Man のファンです。目黒蓮目当てです。
わざわざ主人公を男性に変えてまで何故この原作を選んだのか?
…人気アイドル主人公ありき、ではなかった(映画化に当たって彼を選んだ)ことを知るのは終演後パンフを読んでからでした。
秀逸なドラマを生み出した女性監督、というところに救いを求めて、大した期待もせずに席に着きましたが、重厚なVFXに圧倒され、今田美桜の可憐さ不憫さに感情移入し、気づけばあっという間の2時間弱。
目黒蓮は存在感もあり、演技もよかったけど、やはりこのお話は美世が主役だと再認識しました。それほど今田美桜が光っていました。
脇役のキャスティングを知った時点で、ただのアイドル映画じゃないな、とは思っていましたが、ここまで本格的に作られているとは。
寝不足で臨んだので、起きていられるか心配でしたが、全くの杞憂に終わりました。
ラスト(エンドロール後)カットで続編を匂わせていました。興収次第なのか、もう決まっているのか…今後に注目します。
原作知らなくても楽しめた
メインの2人が並ぶととてもお似合いだし段々とひかれあうところがうまく演じられていた。全編通して映像がとてもきれい。大正ロマン的な時代背景が好きな方には超おすすめ。複雑なテーマではなく娯楽としても楽しめる。時間的にも途中でダレることなく最後までよくまとまっていた。スノーマンのテーマ曲も作品をさらにグレードアップさせた感じがある。
見たいと思っていた!
ずいぶん前からこの作品を読んでいて、最初に清霞に朝ご飯を作ったのに、食べてもらえなかった所にぎゅーと悲しくなったのを思い出しました。
後に、清霞自身が前来た婚約者達とはちがうと認識してから相手を知ろうとするので安堵しました〜
全て内容は知りながら鑑賞しましたが
読んだのがずいぶん昔のことなので忘れている部分もあったりして復習にもなりました
小説は自分の想像ん繰り広げてよんでいたけど
実際の異能の力とか見れてもう大興奮
ファンタジー好きにはたまりません
清霞が齋森家を実質没落(異能で正面突破、家破壊)させ、美世を救出したり。お姫様抱っこよかった
あと、五道役の前田旺志郎さんが水玉作って結界をはったのもめちゃくちゃかっこよかった!
あの広範囲な結界を作るのは相当、異能が強くないとできない!と思う…
2023年7月にはアニメもやるのでそれも見なくちゃ
わたしの幸せな結婚
気になったならまずは相手を知ることから始めましょう
不思議な作品
出演者のファンなので公開日に鑑賞。原作未読。
監督にも期待していました。
まずキャストが助演の皆様含め豪華!
素晴らしいお芝居で個人的には世界観に入り込めました。
事前に大正と現代が混ざった世界観ということを目にしていたことも理由かもしれません。
また、オープニングから美しい映像で、お金をかけていることがわかり満足…
しながら最後まで違和感も感じず、時間を気にせず見られましたが、見終わったあと面白かったのかつまらなかったのか、何故か判断出来ず。
私には感情が動かされるシーンがなかったのかもしれません。
不思議な作品でした。
連ドラなら1話とか2話って感じだったのでしょうか。
続編に期待したいです。
こんなに綺麗だったんだ!?
コミックス既読。
ん、映画化?いやー、どこら辺をどうやって映像化するんだろ??と不安を覚えつつ鑑賞。
現時点で展開されている話の先まで描いているのか、映画版のオリジナルストーリーなのか分からないが、上手く時間内に話をまとめていてとても楽しめた。
目黒蓮も今田美桜も、そんなに興味のある俳優さんでは正直なかったが、今作で一気に株急上昇、2人とも「こんなに綺麗だったんだ!?」と驚くほど美しく、カッコよく、笑顔が眩しかったです。
帝の石橋蓮司はさすがの存在感と迫力、恐ろしさを出しており、若いキャストが多い今作に重厚感を与えるのに何役もかっていた。
一方でなにわ男子の彼は、後継者として不安感…
コミックスの彼はもっとキリッとした印象だったのでちょい違和感がありましたが…
しかしその頼りなさが今後の話の広がりにも繋がる感じで、続編作る気満々のような終わり方だっので、劇中の彼の今後の成長に期待したいと思います。
それにしても、山口沙也加は本当に演技派だな。
何をやっても「その人」になる。
いつもは好きな彼女が今作では、本当に
超!嫌な継母だったわ。
恋愛だけじゃない春休みオススメの1本
想像以上に面白かったです!!
(正直ちょっと舐めてた)
もっと恋愛映画チックな話だと思ってたので、結構衝撃でした。
少年漫画のような、少女漫画のような、魔法ファンタジーのような、、、
そしてもう少し静かに暗く進んでいくのかなと思っていたのですが、軍隊の人達が明るく男子高校生のようなホッコリできるシーンが沢山笑
そんな明るいシーンがあったからこそ、後半の戦うシーンでは涙止まらず。仲間を殺さなければならない苦しみと、隊長を殺したくない苦しみと、あれ全然恋愛映画じゃない…!!笑
内容が少し難しいところもありましたが、1本の映画として飽きることなく楽しむことが出来ました。
友達とでも、恋人でも、夫婦でも、勿論1人でも楽しめる映画じゃないかなと思います!
終わり方が気になりましたが、原作がまだ終わってないんですね…!実写化の方で続編が出来るかは分かりませんが、今後も気になる作品になりました(*´ `*)
全60件中、41~60件目を表示









