わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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面白い要素がたくさん!
原作がある映画の実写とあって、正直どうかな?と思っていたけど、一言で言えば 良かった ある意味 実写映像化の一つの良いパターンかもしれない。
(実写化するならこうだろうな が成功した部類)
当然限られた時間で原作の内容全てを詰め込むのは難しいので、取捨選択、世界観を壊しきらないオリジナル要素など気をつけないといけない点があると思うけれど、非常にバランスの取れたつくりだと思う。
CGが非常に綺麗で丁寧に作られている。
以下 ネタバレ
構成は大きく二つ(個人的に 恋愛とバトル)
前半はある程度原作に忠実ではあるが、若干ゆったりした流れに感じる(何度も書くが原作を読んでいると こんなにはしょって! と思わなくも無いが あくまで映画としてみた場合は正しい)中盤 夜のシーンでインパクトのあるホラーチックな場面があり、そこがうまくストーリーが動き始める切り替えポイントとして作用している。
前半とはうってかわってスピーディーな俳優達の躍動した動きが見れて、バトル好きの自分としてはかっこいい戦い(戦う主人公がかっこいい)があり満足。
あまりに小さくなければ子供と行っても面白いかもしれない。GWまで公開してくれればありがたいし、続編があるならぜひみたい。
監督の手腕に脱帽の作品。
久しぶりに食い入るように観た作品です。
目黒さんのファンで目黒蓮さんと今田美緒さんの美しさに惹かれ観に来ました。この時代背景(実際あった設定ではないですが)衣装全てこの2人が美しくあるための作品でした。
それだけでも良かったのですが、幼い頃から決して幸せではなかった2人が初めて無償の愛というか命をかけて守れる存在に出会い、相手のために戦うところに胸が熱くなりました。美世を旧家から救い出すところなんて叫びたくなるほどの感情になり、清霞の男気に惚れ惚れしました。ストーリーも時間を忘れるほどの展開でコミック作品は見ていませんでしたがとても興味が湧きました。もう数回観たいと思っています。
恋愛だけじゃない春休みオススメの1本
想像以上に面白かったです!!
(正直ちょっと舐めてた)
もっと恋愛映画チックな話だと思ってたので、結構衝撃でした。
少年漫画のような、少女漫画のような、魔法ファンタジーのような、、、
そしてもう少し静かに暗く進んでいくのかなと思っていたのですが、軍隊の人達が明るく男子高校生のようなホッコリできるシーンが沢山笑
そんな明るいシーンがあったからこそ、後半の戦うシーンでは涙止まらず。仲間を殺さなければならない苦しみと、隊長を殺したくない苦しみと、あれ全然恋愛映画じゃない…!!笑
内容が少し難しいところもありましたが、1本の映画として飽きることなく楽しむことが出来ました。
友達とでも、恋人でも、夫婦でも、勿論1人でも楽しめる映画じゃないかなと思います!
終わり方が気になりましたが、原作がまだ終わってないんですね…!実写化の方で続編が出来るかは分かりませんが、今後も気になる作品になりました(*´ `*)
今時、亭主関白?
予告を観ていて「こんな昭和っぽい映画で、今時、人が来るのか?」と気になってたので行ってみたら、けっこう入ってたし、男が自分1人な状態でビックリしました。
予告に使ってた亭主関白なシーン。
小学生男子が照れ隠しでツンツンしたり、うっかりイジメてしてしまうアレですね。
実はデレッデレです。
なんか、「お手伝いさん」と二人で、この二人のほほえましく甘ったるい日常生活を見守っていく映画なのかな…
なんて思ってたら、寝とられ?や、異能バトルが始まる急展開。
ウォズさんは寝取ってないで祝って!
付いていくのがしんどいです。
もう少し説明して。
ヒロインの名前、ずっと「みお」に聞こえてたけど、「みよ」なの?
最近、本当に聞き間違えが多い。
とにかく綺麗
原作も事前情報も無く見に行って正解でした。
変なVFXとか無駄なセットとか不要で、主役の二人の魅了を引き出す事に特化して正解。
とにかく主役の、二人が綺麗で物語に説得力があった。
時代設定も、サクラ大戦的な感じで、現在の建物を利用する事で充分リアリティがあり、帝都の高層ビル?だけをVFXで表現していて、
これまでに無い世界観にセンスを感じた。
惜しむらくは、ラスボスが存在しないので、中盤の花嫁奪還戦のが盛り上がりのピークだった
瑣末な事だか、せっかく、物語として完結しているのに、最後に続きがある的なシーンは蛇足だったと思う
目黒漣、今田美桜が、渾身の役作りで魅せる異色のラブストーリー
予告編、タイトルから、大正・明治期(推定)のラブストーリーだと思っていたが、全く違っていた。本作は、過酷な運命に翻弄されながらも、貫かれる一途な愛を圧倒的な迫力で描いた異色のラブストーリーである。
本作の舞台は、大正・明治期の日本。幼い時に実母を亡くした異能(超能力)家系の斎森美世(今田美桜)は、継母と義妹に虐待され辛い日々を過ごしていた。ある日、彼女は異能家系の名家当主であり軍人の久堂清霞(目黒漣)への嫁入りを命じられる。彼は非情な人間として知られていた。当初、美世は彼に冷たく扱われるが、それでも献身的に彼に尽くす美世の姿に彼の心は動き、二人は次第に惹かれ合っていく。やがて、災いが起こり二人の運命は大きく変わっていく・・・。
序盤は和風シンデレラストーリーとも言える展開であり、今田美桜の演技が出色である。自身のイメージを完全に消し去り美世に成り切っている。渾身の役作りである。予告編を観た時、美世役が誰か分からなかったほどだ。目黒漣も従来のイメージを払拭して、清霞役に挑んでいる。異能を使う戦闘シーンでの鋭い眼差しに凄味がある。漢という言葉が相応しい。この二人の演技、佇まいが際立っている。作品の世界観を作り上げている。
中盤以降は、異能アクション色が強くなる。特に異能を使う戦闘シーンはCG技術を駆使し、圧倒的な迫力がある。そんな修羅場でも二人は懸命に支え合う。家系によって使える異能は決まっている。代々受け継がれていく。極めて日本的な設定である。個人より家系を重んじた大正・明治期という時代を象徴している。大島渚監督作品『儀式』が頭に浮かんでくる。
ラスト。清霞を救うため、美世は、自身にも危険が及ぶ最強の異能を放つ。戦いは終わる。災いは去る。美世の行動は、清霞への愛に溢れたものであり、熱いものが込み上げてくる。
エンドクレジット後のシーンが意味深である。続編を観たくなる。
本作は、目黒漣、今田美桜が、渾身の役作りで魅せる異色のラブストーリーである。
面白い!!だが、少し駆け足?
映画のPVから気になり、漫画を先に読了。
漫画を読んでいるから話が分かるが、少し駆け足なようにも感じた。
例えば、美世の花との再会は香耶との再会後に落ち込む過程があるから、より感動的なシーンだったと思う。
実家に拉致される場面も、原作だと美世は何回もはっきりと拒絶しているようなシーンを想像していた。
と、先にマイナスな点を述べてしまったが、全体的には非常に面白かった。
最近は映像化に失敗し、原作ファンから酷評される作品も多くあるが、目黒蓮と今田美桜の演技に違和感は全くなく、清霞と美世のイメージと重なった。
展開も飽きることがないようになっており、原作未読の方も楽しめると思う。
また、展開が気になるので原作も購入したくなるような好循環になりそう。
続編がありそうな終わりだったので、期待したい!
想定外に楽しめました
Snow Man のファンです。目黒蓮目当てです。
わざわざ主人公を男性に変えてまで何故この原作を選んだのか?
…人気アイドル主人公ありき、ではなかった(映画化に当たって彼を選んだ)ことを知るのは終演後パンフを読んでからでした。
秀逸なドラマを生み出した女性監督、というところに救いを求めて、大した期待もせずに席に着きましたが、重厚なVFXに圧倒され、今田美桜の可憐さ不憫さに感情移入し、気づけばあっという間の2時間弱。
目黒蓮は存在感もあり、演技もよかったけど、やはりこのお話は美世が主役だと再認識しました。それほど今田美桜が光っていました。
脇役のキャスティングを知った時点で、ただのアイドル映画じゃないな、とは思っていましたが、ここまで本格的に作られているとは。
寝不足で臨んだので、起きていられるか心配でしたが、全くの杞憂に終わりました。
ラスト(エンドロール後)カットで続編を匂わせていました。興収次第なのか、もう決まっているのか…今後に注目します。
原作知らなくても楽しめた
メインの2人が並ぶととてもお似合いだし段々とひかれあうところがうまく演じられていた。全編通して映像がとてもきれい。大正ロマン的な時代背景が好きな方には超おすすめ。複雑なテーマではなく娯楽としても楽しめる。時間的にも途中でダレることなく最後までよくまとまっていた。スノーマンのテーマ曲も作品をさらにグレードアップさせた感じがある。
ファンタジーな作品なんだけど、素敵なラブストリー
予告を見て、気になっていた作品だったので鑑賞しました。
物語は、大正時代を彷彿とさせる時代設定で、特殊な能力を持つ異能の家系が、帝と共に様々な災いから人々を守り続けており、この映画の主人公の一人である斎森美世は能力を持たずに生まれた事で、継母や義理の妹から虐げられて生きてきた。
そんな彼女の運命が大きく変わるのが、若くして異能部隊を率いる軍人の久堂清霞との政略結婚。久堂は冷酷無慈悲な軍人で、多くの婚約候補者が3日も持たず逃げ出してしまうとの噂通り、政略結婚のために来た美世にも冷たく言い放ってしまう。
そんな美世は、帰る場所がないため久堂家で健気に働くなか、美世は冷酷無慈悲な軍人と言われる久堂は悪評通りの人物ではないと気付き、また久堂も美世の健気な姿に心を惹かれて、お互いに心を通わせるようになっていく。
この物語の主人公を演じた、目黒蓮と今田美桜の演技はとても良くて、二人が徐々に心を通わせていく姿も丁寧に描かれていたので物語に引き込まれました。原作を知らないけど、最後まで物語を楽しむことが出来ました。
タイトルにもあるように、二人が結婚して幸せになってほしいと素直に思うほど、物語に引き込まれてしまった。最後の最後に、続編に繋がるような終わり方だったので、次回作があるのかなと期待しています。
衝動的に聖地巡礼したくなる良作。サクラ大戦み。
明治大正浪漫ええね…
素敵…
前情報ゼロだったけど楽しかった。
SFと和がそんなに違和感なくてよかった。
あの時代の建物良いよね…。
旧岩崎邸に行ったばかりだからああいう建物良すぎる…。
ハーフアップって美形がやればメンズでも可愛いんだな?
君の名はの組紐やってたね。いいね。組紐流行るの?
今田美桜が有村架純感あったね。
戦いのシーン多くても良かったなあ。バトルシーン見たい。
異能と異形と虫がこんがらがっちゃった。
全然もう一回見てもいいくらいには面白かった。
シンデレラ状態が悲しかった。
なんで目黒蓮、あんなすぐに惚れたん?
面白かった。
WBC優勝おめ🏆
23.3.22 映画館
和製ファンタジーの意外な良作!
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読。
冒頭からつくり込まれた世界観に引き込まれました。明治・大正のレトロ感とファンタジーは兎角相性が良いな、と…。字幕とナレーションで背景を簡潔に説明してくれる優しさも嬉しい。世界観を表現するVFXのクォリティーも高かったです。
目黒蓮のイケメンっぷりと今田美桜のヒロイン感を引き出した演出が手堅く、マンガ的な世界観とキャラクターにすっかり馴染んでいました。脇を固める俳優陣も若手からベテランまでが揃えられていて、こちらも手堅くて流石だと思いました。
数々の障害を乗り越えて結ばれるふたりと云うのは王道ながら、王道故にやはりいいものであり、そこへ至るまでの物語はアクションなども交えて面白かったものの、最大の障害があっさり乗り越えられたように感じられ、少々肩透かしでした。
製作にTBSが噛んでいるだけあって、世界観や演出など、日曜劇場を観ているような感覚。「ドラマのTBS」と言われるだけあって、その安定した製作力は映画でも発揮されているな、と…。塚原あゆ子監督のつくるドラマが元々好きと云うこともあり、今後も映画を撮って欲しいと思いました。
[余談]
タイトルからは想像出来ないがっつりファンタジーに驚きました。アイドル映画ではないか、女子受け作品ではないか、と思っている方(何を隠そう鑑賞前の私)、百聞は一見にしかずです。正直、今年一の掘り出し物ではないかと…
※修正(2024/03/22)
圧倒的に尺が足りない
明らかに女子中高生向けの予告編を観て「これは30代のオッサンが観る映画ではない」と思っていましたが、周りの映画好きの評価がやけに高いので、気になって鑑賞してきました。予告編を観た程度の事前知識です。
結論ですが、これが結構面白かった!
不満点が無いわけではないけど、それを補って余りある面白さがあった気がします。CGもしっかり作りこまれていたし、役者の演技も良かったし、ストーリーもだいぶ端折られてる感があったけど面白かったですね。
こういう恋愛映画って、予告編だけ見て「10代女子向けだろう」と高を括っていたら、予想外の面白さに驚くことが定期的にある気がします。ティーン向け恋愛映画、侮れん。
・・・・・・・・・・
明治大正期の日本を思わせる架空の世界。そこでは異能と呼ばれる超能力者たちが国をまとめていた。異能の家系に生まれながら何の能力も持たない斎森美世(今田美桜)は幼いころに母親を亡くし、継母や腹違いの妹から虐げられて育った。美世が19歳になったある日、優れた異能者で指折りの名家の当主である久堂清霞(目黒蓮)の元に嫁入りするよう命じられる。冷酷な性格でこれまでいくつもの縁談が破談になったと噂される久堂清霞に美世は冷たく扱われるが、辛抱強く接するうちに、二人の間に特別な絆が芽生え始める。
・・・・・・・・・・
(失礼ながら)期待度があまり高くなかったので気楽に鑑賞していましたが、これが結構面白い。
CGが気合入ってましたね。久堂が怒りに任せて斎森家を襲撃するシーンが特に良かった。一瞬で立派な門が炎に包まれるところとか、美世を助けた後に雨を降らせるところとか。久堂が若くして異能部隊の長となるほどの異能者であることは劇中の台詞で語られてはいましたが、その圧倒的な強さを映像でも見せてくれたのは本当に素晴らしかった。
また、今田美桜さんが映画の序盤、「ノーメイクか?」って思うくらいの顔で登場したのも良かったですね。具体的な作品名は出しませんが、どんな状況でも女優の顔が崩れない映画ってのが結構あるんですよね。走った後なのに汗一つかいてないとか、寝起きのシーンなのに化粧バッチリしてるとか。事務所の意向なのか監督の気遣いなのかは分かりませんが、そういうのに気づくと私は冷めてしまいます。
本作の今田美桜さんは、異能者の家系に生まれながらも能力を持たず、家族から虐げられてきた女性を演じています。序盤はほぼノーメイクのような顔で登場することで、「虐げられて育った女性」ということがビジュアルでも分かるようになっていますし、久堂家に嫁いでから化粧をし、見違えるほど綺麗になることで、そのギャップに清霞だけでなく観客の我々も魅了されていくのです。
ただ、本作に対して不満が無いわけでもありません。
この映画の一番の不満点は、とにかく尺が短いことです。
全編通してかなり駆け足でストーリーが進んでいく印象で、説明不足が否めません。本作に批判的なレビューをしている方の大半が挙げている不満点でもありますね。
明治大正期をモデルにした、超能力が存在する架空の日本という世界観であるが故に、それをしっかりと説明しないとついていけない人も多いと思います。本作では世界観の説明を序盤のナレーションで済ませてしまっていることもあって、正直分かりにくいところは多かったように感じます。世界観だけじゃなく、個々のキャラクターの能力やら、家族間の関係性など、劇中説明しないといけないところは多いですが、その辺も端折られてしまっているように感じました。
また、見せ場であるはずの終盤の戦闘シーンが絵的に迫力がなかったのも気になりました。中盤の斎森家殴り込みバトルアクションはCGフル活用の大迫力異能バトルシーンでカッコ良かったのに、終盤のバトルは結界で異能を封じての肉弾戦になるため、比較すると迫力が無い戦闘となっている印象です。中盤のシーンで「めっちゃカッコいいじゃん!」ってテンションが上がっていたのに、終盤の戦闘シーンで「あれ?イマイチじゃね?」ってなってしまいました。
そして個人的な評価にはなってしまいますが、私は映画を観る際に「一本の映画として綺麗に完結している」ということを評価基準に入れています。本作は明らかに続編を意識したエンディングになっています。こういう続編ありきの映画はあんまり好きじゃないです。
ただ、多少の不満点はありますが、予想をはるかに超えて楽しめる作品だったことは間違いありません。観ておいて損は無いと思いますよ。おすすめです!!
生き抜いた娘こそが最強だった
原作の漫画は読んでいません。
◉逆境の中の恋
明治・大正期を舞台にした、呪術系のアクションものだが、純愛が前面に押し出される。と言うか、純愛以前に超オールドファッションな婚姻譚が話を引っ張る。嫁は絶対服従、「出て行けと言ったら出て行け、死ねと言ったら死ね」と斎森美世(今田美桜)は言い放たれる。いくら当時でも、死ねとまで言われたのか?
まぁ目黒蓮君は実は、そんなことは口が裂けても言えない。軍服姿が似合っているのに、それに不似合いな、心中の優しい微笑み(見えない訳ですが)。
この物語は、そのままならば不遇な人生を不条理に強いられたであろう少女が、完全な受動態ながら、自分に向けられた久藤清隆(目黒蓮)の心を真っ直ぐに受け入れていく。
少しずつ今田美桜の表情に光が差してきて、その愛くるしい眼差しに、釘付けになりかかりました。
◉颯爽と魔術の戦場を駆ける美世
人に非ざる「異形」と称する妖魔たちが帝都を襲い、超常の力を持つ「異能」の戦士たちがそれに抗する。人里離れた山奥などではなく、帝都の陸軍省に「陸軍対異特殊部隊」が設置されていると言う、お伽話確定の設定。こう言うのは好き嫌いが分かれると思いつつも、素晴らしい!
斎森美世は、斎森家の継母と異母妹に虐げられてきたが、生まれ持った心根の優しさで、精神も身体も崩壊せずに何とか生き抜く。
そしてよくある展開ながら、その健気な娘が実は最強の力を持っていた。あらゆる者の眠りに入り込んで、夢を操って洗脳までしてしまう。
◉異能模様が素敵だった
頬に浮かび上がる異能模様がスタイリッシュで、これはファッションとして流行る……と思って見とれました。
ほぼオールラウンドの異能を操ると言う久藤の雪の結晶のような模様、鶴木新(渡邊圭祐)の梵字のような模様が、超能力の発現を視覚化していてインパクト大だった。
そして何より、美世の頬を染める桜模様があまりに美しくて、しかし結局、ただ者としては生きられない証だろうか。
健気と狂気が入り混じる、お伽話を味わわせてもらった感じです。
観た翌日、ショップに行ったらパンフが売り切れていた。後日、手に入りましたが、やや焦りました。
王道x王道
今田さんがパーフェクトだった。
少年漫画が好きそうな異能バトルx少女漫画全開の恋愛譚って構成が、喧嘩する事なくよい塩梅で混じり合ってる快作。
前半はとても面白くて…不遇のヒロインがいじらしく、彼女が受け入れてもらえていく様にキュンとする。ボソボソと喋らずにはおられないキャラなのだけど、台詞は明瞭に聞こえ、録音部の尽力に感謝する。
中盤から後半にかけては少々強引な展開が気に入らなかった。
アクションの水準は低く…物語的には盛り上がるシークエンスでありながらも粗が目立つ。素人感も強く、アクションに割くだけの予算も、それを判断するセンスも現場にはなかったのかなぁと残念に思う。
後は、〆のカットがいただけない。
主人公のアップよりは、繋ぐ手だとか、そこから俯瞰になって家に入っていく2人とかの方が物語の〆には適していると思われるのだが、なぜしなかったのだろう。
芸能界の力関係が関与しているのならば、とてもとても恥ずべき事で不様だと思う。
どうやら続編もあるらしく観に行こうと思う。そして、序盤から不思議に思ってた力の入れ具合の合点がいった。
王道x王道がいい塩梅で配置された力作。
…原作は。
ここからは余談である。
どこでそう思ったのか、自分にも分からないのだけど、この作品は女性の監督かもと思ってみてた。
なにか、とても繊細で柔らかな印象があった。
今までも女性の監督は珍しくはないと思う。
なのだけど、この作品ではそれを画面から感じた。
これまでの女性監督はどこか男性社会の影響を受けていたのだとするならば、新時代の到来かもしれない。
コレがこうだからと断定出来るほどの見識があるわけもないのだけれど、なにか期待してしまう。
続編ではアクション部門に頑張ってほしい。
期待してます!!( *´﹀`* )
原作ちょっと読みました( ˙˘˙ )ノ
ちょっとですけど、原作読んでから行くと展開が早く感じました。鶴木さんとこまでやらなかんから大分はぶいてるのかな?っといった感じです💦
でも、普通に観てて面白いし絵は綺麗だし!!
なんと言ってもめめ様カッコよすぎ✨
キュンがいっぱいでした(*´˘`*)♡♡♡
表現もアクションシーンもかっこよきでした!!
美桜ちゃんと並んで美男美女ですね!
でも、27と19の差はあんま感じなかったかな…許容範囲です!!笑笑
最後のめっちゃ気になる!!
絶対2あるよね!!今回の映画より次回作(あるかは分かりませんがあるなら)の方が本命な気がする…(☆∇☆)
期待を込めて待ってます✋2
大正ロマン風異能バトルファンタジー作品です。描かれる世界の雰囲気は悪くなく良い感じなのですが、大きなお話の冒頭部分を観ているような気もしました。
作品のタイトルは漫画サイト等で知ってました。
どんな内容かは知らなかったのですが、
継母に苛められる少女が幸せになる話らしいので
観てみることにしました。
若い軍人に嫁ぐ事になった若い女性のお話。
大正時代か昭和初期を思わせる世界観に
「はいからさんが通る」
のような話かな?と思い、
実家では継母と妹に苛められ続けていた…と聞いて
「はいからさん」+「シンデレラ」 ?
そして上映が始まってみれば
「異能者が活躍するファンタジー世界」
のお話でした。 そうだったのか。 ひぇー。
主人公の少女(斎森美世=今田美桜)は旧家の娘。
実母を小さな頃に亡くす。
後妻に入った継母と腹違いの妹に、
これでもかという程の「苛め」を受け続ける。 え~
ひたすら自分の感情を押し殺し
顔を上げずにひたすら「ごめんなさい」を繰り返す…。
そんな風に「苛め」をやり過ごして生きてきた…。 う~ん
このたび、妹が婿を取って家を継ぐことになり
美世は、冷酷な男として有名な男に嫁がされる事に。
逆らう事など許されようハズも無く…
風呂敷包みひとつの身の回りの物を背負って家を出る。う~ん
嫁ぎ先に到着。
結婚相手(久堂清霞=目黒蓮)に挨拶する美世だが
清霞は冷たく言い放つ。
「オレの言うことに従え」
「出て行けと言ったら出て行け」
「 死ねと言ったら 死ね」
ああ、こういう方なのか…。
ここ以外に、自分のいる場所は無い。
婚約者としての生活が始まるのだが…。
◇
えーっと、
この世界のおさらい。 …です。
日本のようで日本では無い世界。(たぶん)
「異能を持つ者」が、国の平安を守っている。
その異能者の頂点に立つのが「帝」。 ふむふむ。
旦那様は「異能者」として強力な使い手。
都を守る軍人でもある。 ふむふむ。
美世の生家である「斎森家」も異能の家。
なのだが…。 美世には、その力が無い。
そのため「役立たず」として扱われていた。ええぇ…。
といった世界観が分かってくると
タイトルから連想するような「静かなお話」ではなく
どこかで「異能バトル」が始まるのか との予感(確信?)
で
予感の通りに展開して行くわけですが
「能力が無い」はずの美世に流れる「母」の血
そこには、秘められた特別な力があった。
その力を持つ一族の登場。一族の持つ力とは?
そして、帝の代替わりを狙って
都に混乱を起こそうとする者の存在。
久堂清霞が属する部隊を襲う異能の力。
などなど。
とても大きなスケールのお話の
冒頭を描いたお話なのかも、との印象でした。
一応の終わりは迎えたのですが、なんかどうにも
中途半端な感じがあるなぁ と思っていたら
「あ、続きそう」と思わせる(というかモロですね)
エンドロール後の一コマが。
何となくですが、続きそうな予感。
この作品のメインカップル
久堂清霞=目黒蓮
斎森美世=今田美桜
この組み合わせは、割と好印象。
二人の行く先をもう少し見届けてみたい
そんな気になってます。
◇あれこれ
久堂清霞の性格
これまでに何人もの花嫁候補がやってきては
短期間で逃げ帰る。 …という設定らしいのですが
親の持ち込む縁談ならば、「異能者」であることも
ある程度は知っていそうなもの。 なのに
初対面でキツい「言動」を浴びせてしまうのは
人間嫌いとか女性嫌い
…ということなのでしょうか。
櫛を贈ること
男性から女性へ櫛を贈る。
それは「求婚」を意味するのだそうです。
知ってか知らずか、美世に櫛を贈った久堂清霞。
途中、櫛が割れる場面もありましたが
持ち主に起こるハズの災いを身代わりになったとも
考えられるようです。
つまりこれは、久堂清霞が美世を大切にしている証
と考えていいのでしょう。
久堂清霞の髪型
久堂清霞の髪形(総髪?)と色(白?)が
何故か気になってます。
異能の者の特徴という事なのでしょうか。
そして、力を使っている際に頬に浮かぶ模様は
異能の表現なのか …とか。
何か設定があるものなのか、原作漫画も
読んでみようか思案中です。
土屋太鳳さん
儚げな感じがとても良かった。
思い出と現実の狭間に現れる役でしたが
斎森美世の実の母として、死んだ後も娘を
見守り続ける姿に涙。
◇最後に
アイドル作品なのかもしれませんが
ファンタジックな異世界物語として楽しめました。
次作はあるのかな。気になります。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
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