「Smash」マッシブ・タレント ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Smash
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ニコラス・ケイジ主演作は、DVDリリースの作品や、お世辞にも大型作品とは言えない作品で観る機会が多く、彼の全盛期は全く観たことがないので、彼の凄さは経歴でしか感じ取ることができない人間です。そんな彼が、ニック・ケイジとして演技する今作、一体どうなるんだろうと蓋を開けたら…。
いやーこればっかりは好みというかニコラス・ケイジへの愛がどれだけあるかで評価がガラッと変わってくる作品だなと思いました。ある種のファン向けムービーでした。なかなか珍しい俳優による俳優自身のための映画という新ジャンルを開拓していった気がします。
作中のアクションも可もなく不可もなくな感じなので、そこにほんのり期待して観に行った身としては肩透かしを食らってしまいました。舞台もガラッと変わりますし、ニコラス・ケイジは若い頃と現在が対峙してますし、脚本はしっちゃかめっちゃかだったと思います。
製作陣は本当にニコラス・ケイジが好きなんだなとは思いました。どうにもニコラス・ケイジを担ぎ上げて、この作品が良い、この作品が良いをひたすらに言ってるだけなので、知らない自分からしたらどういうこっちゃ?な状態で置いてけぼりにされていました。でも彼の過去作を観てみようという気にはなったのでそこは大きな収穫だったと思います。あとパディントン2も。
鑑賞日 3/27
鑑賞時間 13:55〜15:55
座席 H-7
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